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今日(京)のおばんざいなぁに
2021.03.03

菜の花のミモザ・サラダ

弥生三月となりました。
三月の声が聞こえると、急に春を感じます。

冬に葉を落として裸木になっていた桃や桜の木が
蕾をつけ、花がほころんでいく様子を見ると、
まだ寒くても春の到来を実感します。

桃の節句の雛壇の花は、
「左近の桜、右近の橘」…桜と橘。
平安京の内裏の正殿、京都御所の紫宸殿(ししんでん)の庭の
桜と橘を模して配したもの、と言われています。

桃の節句は、旧暦では 桜や橘が咲いている時期でしたが、
新暦では 桜や橘の花はまだです。
現在、雛祭には、見頃の桃の花や菜の花を飾ることが多いようです。

桃色や黄色の花は、春らしさを感じます。
春の黄色い花、というと、菜の花のほかに、ミモザがあります。

鮮やかな黄色の 小さく丸い花がたくさん咲いている様子が、
愛らしく、存在感があって印象的なミモザ。
イタリアやフランスなどヨーロッパでは春の花として
親しまれているようです。

さて、
このミモザの花が咲いている様子に見立てた
ミモザ・サラダ、という献立があります。

もともとはロシア方面の料理で、
チーズ、じゃが芋にんじん玉ねぎなどの野菜、水煮の魚、ゆで卵等を
マヨネーズと混ぜて重ねて層にしていくサラダのことだったようです。

仕上げに、裏ごしたゆで卵の白身、その上に黄身とトッピングすると、
雪の上に咲くミモザの花のように見えたことから名づけられたとか。

そして、ゆで卵の裏ごしを仕上げに散らす、
というところだけ取り入れたサラダが、

今、一般に言われている「ミモザ・サラダ」です。

たしかに、黄色い粒々の卵黄が緑の野菜の上にのっている様は、
ミモザの花のよう。
食卓を、明るく元気な印象にしてくれるミモザ・サラダ。
雛祭のお膳に添えたり、また、これから春を迎える食卓にも
ぴったりです。

きょうは、早春が旬の菜の花でミモザサラダを作ってみました。
菜の花は、エキストラバージンごま油でオイル蒸しをすると、
茹でずに、手早く、美味しく、栄養価も逃げずに作れます。

2種の和風のドレッシングを添えました。
エキストラバージンごま油を加えて、なめらかでコクのある味に
仕上げた、白味噌仕立ての酢味噌ドレッシングと
ポン酢と黒ごま油を混ぜた、香りのいいごまポン酢。

是非作ってみて下さい~♪

 

ミモザ・サラダ

 

【材料】(2~3人分)
・菜の花 1把
・塩 小さじ1/3
・エキストラバージンごま油 大さじ1
・水 大さじ2

・固ゆで卵 1個
・トマト・ルッコラ等野菜 適宜
・酢味噌ドレッシング
・【白味噌・エキストラバージンごま油 各大さじ1、酢 大さじ1/2~1白だし 少々】
・ごまポン酢ドレッシング【黒ごま油 小さじ2、ポン酢 大さじ2】

 

【作り方】
①菜の花をオイル蒸し煮する。フライパンにエキストラバージンごま油と塩を入れ中火にかけ熱し、菜の花を入れ(下に軸の方、上に花の部分を入れ)、水を回しかけて蓋をして2分ほど蒸し(お好みで蒸し加減を調整)取り出して冷ます。

②トマト、ルッコラなどお好みの野菜を食べやすく切り、器に①の菜の花と盛る。

③ゆで卵は、黄身と白身に分けて、ザルなどで裏ごす(白身を先に。白身が黄色くならないように)。

④②の野菜の上に、③を白身→黄身と散らす。

⑤ドレッシングをそれぞれ混ぜて添える。

 

今回使用したのはコチラ

 

・エキストラバージンごま油
・黒ごま油

 

 

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