へんこ山田の製品には、全国へ足を運んで選び抜いた食材を使用しています。
数多くの一流の食材が、山田製油に日々届いています。
そのひとつひとつに、心を込めて作る生産者との出会いがあり、そして私たちと同じ志が込められています。
そんな逸品を、へんこファンの皆様にもご紹介したい!
この私たちの想いに、生産者の皆様が応えて下さいました。
また、ご紹介するにあたり、改めて産地を訪問。
お客様に代わって、私達が直接モノ造りの現場を見て、生産者にお話を伺いました。
徹底した現地取材で、確かな安心と美味しさをお届けします。
第三弾は、広島のセンナリさんより
「実生(みしょう)ゆずぽん酢」のご紹介です。
天然地下水と米100%の完全米酢。美味しさの要は「米と水」
「体に良くて、美味しくて、安心して食べることが出来る商品をお届けしたい!」との一念で10年以上かけ見つけた、酢造りに絶対欠かせない、料理に最良とされている品質基準値の軟水PH7前後の天然水。原料には水道水は使わず天然水を使用しています。約15年前その天然水が湧く現在の広島北部の安佐町久地へ工場を移しました
美味しいお水!敷地内には3つの井戸が。
創業以来培ってきた酢の菌(酢酸菌)と天然地下水に一番合う米、有機栽培米「あきたこまち」。この米で酢の原料となる純米酒を造ります。
手間ひまかかる昔ながらの製造方法を守り、速醸造法(合成アルコールを使用し機械で強制発酵させる方法。約1日でお酢が出来る)ではなく静置発酵法(純米酒・種酢・水のみを使い、自然の力で熟成)でセンナリの米酢は造られます。
実生ゆずぽん酢には、あきたこまち100%の純米酒と天然水を原料に、4ヶ月半かけて熟成醗酵、さらに7ヶ月半じっくりと寝かせた、1年仕込の米酢を使用しています。ふくよかな香りとまろやかな酸味は、まさにお酢の純米大吟醸。
静置室
発酵中のお酢。上に菌の膜が。
納得できる素材のみを使用
センナリの製品には、水は天然地下水、原料は有機JAS認定米や生産者指定契約栽培のモノを使用。
もちろん化学調味料や合成保存料は一切使わず、素材を生かしたモノ造りをしています。
またへんこ山田と同じように、原料は現地を訪れ、作る人の考え(理念)を耳にし、心を込められた自然の素材だけを仕入れ、原料としています。
希少な実生ゆずを使った「実生ゆずぽん酢」
「実生(みしょう)ゆず」とは、接ぎ木ではなく種から育った木になるゆずのことで、最高の風味とコクがあります。
実生ゆずは15年以上かけて丹念に育てないと実りません。(一般的なゆずは接ぎ木で栽培。3~4年で実る)
産地は国内有数のゆずの産地でもある高知県。
その北側の雄大な四国山地で太陽をいっぱい受けた大地と天然水で作られている一帯があり、その中でも契約農家のゆず畑で収穫した実生ゆずだけを贅沢に使用しています。
他にも、国産すだち、国内有機栽培原料(有機大豆、有機小麦)使用の本醸造醤油、本みりん、枕崎産かつおぶし、利尻昆布、そしてセンナリこだわりの米酢と厳選素材がふんだんに使われています。 新鮮なゆずの香りとお酢のまろやかな酸味が美味しいぽん酢です。
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3代目センナリ社長・大地勝史(左)とゆず生産者さん