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2022.05.24

【もったいないへの挑戦!】食品ロス削減の取組② ~5月30日は「ごみゼロの日」

「食品ロス削減」のための取り組み~その②

 

 

5月30日は「ごみゼロの日」ということで、前回に引き続き
山田製油の食品ロスの取組についてご紹介したいと思います。

 

前回のおさらい

 

 

 

前回は、従来からの取組ということで
ごま油を搾ったあとの油粕は飼料・肥料として使ってもらっていること、
さらにそこでとれた野菜や卵を本店でも販売する形をとっているという話をご紹介しました。

 

 

「もったいない」から生まれた製品

 

ただこのように活用しているとはいえ、
一番絞り後の油粕には 50%以上の油分が残っていて、
まだまだ美味しく食べることができるのにもったいない…
食品ロスももっと減らすことができるはずだ…
そんな思いを持ち続けていたへんこ社長。

そんな中、一度立ち止まってしっかりとビジネスの勉強をしたいという思いに駆られて進んだ同志社大学大学院。
そこで「マテリアルフローコスト会計」という手法に出会い、食品ロスの削減に貢献できそうだ!と確信。

研究を進め、製造過程で出る食品ロスを原材料にした製品を開発することで、食品ロス削減に貢献できることを示しました。(※1)

 

それが「エキストラバージンごま油」と、
搾った後の油粕を原料にした「ゴマプードル」や「ごま菓子」「ごまボール」
などの製品です。

 

▼エキストラバージンごま油はこちらから

 

▼ゴマプードル、スイーツはこちらから

 

「エキストラバージンごま油」は白胡麻を焙煎せずに搾った油で、ごま油特有の風味ではなくナッツのような風味がします。

スッキリとした透明感のある油なので、和食やイタリアン、お菓子作りにまで大活躍です。

 

そしてエキストラバージンごま油を搾った後の油粕をもとに、製菓・製パン材料として使えるようにと開発されたのが「ゴマプードル」。

焙煎の風味がしないので製菓・製パンにピッタリなんです。
ふわふわとしたパウダー状の胡麻で、「アーモンドプードル」と同じように使っていただけます。

製菓・製パンだけでなく、「おから」と同じような感覚で日常のお料理に使っていただいたり、そのままヨーグルトにかけて召し上がっていただいても◎

ちなみに、炒りごまに比べて脂質が約 50%、エネルギーが約 30%低いのに、カルシウムが多く食物繊維や鉄分も豊富。食品ロスから開発されたとは思えない優秀さです。一度ぜひお試しくださいね。

 

▼ゴマプードル詳細はこちらから

「ごま菓子」や「ごまボール」も食品ロスを原料にしたとは思えない美味しさですよ。
添加物も使っていないし子どもと一緒に食べてねと、ママ友達にちょくちょくプレゼントするのですが、美味しくて子どもにあげるのはもったいないと一人職場で食べているというママもいます◎
みなさんもぜひ召し上がってみてくださいね。

 

さらに「容器ロス削減」に挑戦!

 

さて、このように食品ロス削減の取組を行っている山田製油。
この先もさらなる食品ロス削減の取組はもちろん、環境負荷問題というところでは、もうひとつ抱えている空き容器の処分の課題にも取り組み続けていければと思います。

空き容器処分の課題についてはまた改めてご紹介できればと思います(^-^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もぜひお楽しみに(^-^)/

 

▼へんこ社長の論文はこちらから

加登 豊・山田 康一「食品ロスの製品化 −マテリアルフローコスト会計を活用して−」,原価計算研究 2019 Vol.43 No.1

 

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