- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2019.09.23
ごま香る変わりおはぎ~秋彼岸に
暑さ寒さも彼岸まで…の慣用句のとおり、
猛暑だった今年の夏も、
彼岸の入りの前頃から、だんだんと日中の暑さも落ち着き、
朝夕は、めっきり涼しく、過ごしやすくなってきました。
ただ、この時期…二百十日、二百二十日が過ぎてしばらくは
台風の接近が心配です。
先日の台風15号は、関東方面に大きな被害…
千葉では、いまだに停電がつづいている所もあるとのこと、
被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧して、普通の生活に戻れますこと、
心よりお祈り申し上げます。
また、今近づいてきている台風、これ以上被害が大きくならず
通過することを願うばかりです。
さて、
秋彼岸は、秋分の日を真ん中にした七日間、
秋分の日と春分の日は、他の祝祭日と違って
天文上のことなので毎年同じ日になるとは限りません。
今年は、秋分の日が9月23日で、
秋彼岸は、9月21日から27日までです。
その間に、手作りのおはぎをお供えして、
ご家族一緒に召し上がっては いかがでしょうか。
おはぎといえば、あんことご飯。
今まで、こちら「今日(京)のおばんざい、なあに」で
いろいろな種類のおはぎ(ぼたもち)をご紹介してきました。
小豆あん以外にも、枝豆、かぼちゃ、さつま芋などのあん。
白あん、桜あん、等など…
ご飯は、もち米+うるち米、あるいは、道明寺粉。
今日の、変わりおはぎは、お米ではなく、素麺を
使いました。
素麺をつかったおはぎ…
ゆで時間が2分くらい、短時間でゆであがるので、
思い立ったら、手早くできます。
素麺は包丁で細かく切ってから、すり鉢でつぶしますが、
このときに、ごまをたっぷりと混ぜ込みます。
もち米のような風味も粘りもないので、
ごまの香りを加えてみました。
炒りごまは、そのままでもいいのですが、軽く炒ってから
使うと、ひときわ香りがよくなります、
キッチンに香ばしいごまの香りが漂い、心地よい気分になります。
すり鉢がないときは、ジップロックや厚めのポリ袋に入れて
手軽に作れます。
小さめに作るのがおすすめ。
素麺からできていること、言わないとわからないようです。
涼しくなって、出番がなくなってきた素麺、
余っていたら、お試しください。
◆ ごま香る…変わりおはぎ
【材料】(8~9個分)
・素麺 1把
・白炒りごま 大さじ3~4
・小豆あん 150~200g
(粒あん、こしあんお好みで)
・きなこ・砂糖 各少々
【作り方】
1.素麺は茹でてよく水洗いし、ザルにあげ、
包丁で細かく切る。
2.ごまを軽く炒って、すり鉢でする。
3.2に1の素麺を入れてつぶすように混ぜる。
砂糖も少し加えて混ぜる。
4.ラップの上に3をのせて直径2~3cmに丸くまとめる。
5.小豆あんも同じくらいの大きさに丸め、ラップではさんで
丸く平たくのばす。
6.片面のラップをはずして4をのせて包み込んで丸く形を
ととのえる。
7.反対にあんを包み込んだ方には、きなこをまぶす。
※ 炒りごまは、軽く炒ってから使うと、
香りのよさが引き立ちます。
【今回使用したのはコチラ】