- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2021.01.06
ごま香る~変わり七草粥
明けましておめでとうございます。
少し遅い年初のご挨拶となりました。
2021年、令和3年の丑年。
昨年2020年が新型コロナウィルスの影響で大変な年だっただけに、
年が明けて、明るい見通しの穏やかな年になることを
願ってやみません。
こちら「今日(京)のおばんざい、なあに。」は
10度目のお正月を迎えます。
今年も、ごま油やごま製品を使って
毎日の食事のお役に立てるような、
美味しく、栄養のある、多彩な献立を、
ご紹介していきたいと思います。
コロナ禍の日常ゆえ、免疫力がアップするようなレシピも
心がけていきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、
はやいもので明日は一月七日は ご節句の一つ「人日(じんじつ)の節句」
七草粥をいただく日です 。
年末年始は、ご馳走を食べる機会が多く、胃腸が疲れ気味。
身体にやさしく、あっさりたん白で消化がよく、
野菜のビタミンミネラルが摂れる七草がゆ。
今回は、その七草がゆをちょっと中華風にしてみました。
七草――せり・なずな・ごぎょう・はこべら・
ほとけのざ・すずな・すずしろ――のうち、
せりとすずなの根(かぶ)を使いました。
干し海老の戻し汁で煮込んだので、
味わいのあるうまみのある味に仕上がります。
仕上げにごま油をたらしてすりごまを散らすので、
風味のいい、あっさりした中にコクのあるおかゆです。
お米から作ると、口当たりのいい美味しいお粥になる、
と言いますが、少し時間がかかるので、手軽に残りご飯を使いました。さっと水洗いしてから煮ることで、べたつかない
さらっとしたお粥に炊き上がります。
変わり七草がゆを作り、無病息災を願っていただきましょう!
◆ ごま香る~変わり七草粥
【材料】(2人分)
ご飯 茶碗1杯分(約150g)
水 3カップ
干し海老 約大さじ1
生姜 1かけ
小かぶ(根) 1個分(約60g)
せり 3~4本
A【酒 大さじ1、塩 小さじ1/3】
白すりごま・金ごま油 各適宜
【作り方】
1.干し海老は水に浸けておく。(1時間以上)
2.ご飯はざるに入れ、水洗いして水気を切っておく。
生姜はみじん切りに、かぶは薄切りにしてから7~8mm角に切る。
3.せりは、飾り用に葉先を少し残し、1cm長さに切る。
4.干し海老をみじん切りにして、浸け汁と一緒に鍋に入れ、
2を加えて弱火で加熱する。
5.沸騰すると、Aを入れて5分ほど煮て、3を入れて一混ぜし、
味をととのえる。(かぶの柔らかさ加減も確認)
6.器によそい、金ごま油をまわしかけ、すりごまを散らし、
せりの葉先を飾る。
【今回使用したのはコチラ】