インフォ
  • お買い物ガイド
今日(京)のおばんざいなぁに
2021.02.12

とろける~ショコラ・テリーヌ

もうすぐバレンタインデーです。
もともと、ローマ帝国の時代、バレンティヌスという司祭が
殉教したことに祈りを捧げる日だったと言われていますが、
半世紀ほど前から、日本では女性が意中の男性に思いを伝えるため
チョコレートを贈る日となっていました。

それが近年、すっかり意味合いが変わってきて、
今どきの女子学生の間では、友達同士で配り合う、
大人の女性は、自分で味わって楽しむ…
という傾向のようです。

今年のバレンタインは 日曜日、
手作りチョコを家族で楽しむ人も多いのではないでしょうか。

コロナ禍で、昨年から自宅で過ごす時間が急増。
料理を作る機会が多くなった、という人も増えています。
もちろん、お菓子作りをする人も~♪

お菓子を作ることは、気分転換になり、ストレスを軽減するのに
効果的だそう。
お惣菜など日常の料理とは違って、
正確に計量したり、
手順を守る必要があったり、
温度管理や、混ぜ方や混ぜるタイミング等など、
普通の料理に比べて、集中力を高めて作ります。

美味しく出来上がると、自分も嬉しく、
食べた人に喜ばれたり褒められたり、気分が上がります。

作る過程で集中することの効果、
結果の満足感が合わさって、心の健康に良いのでしょう

きょうは、チョコレートの濃厚な味わいを楽しむ
ショコラ・テリーヌを紹介いたします。

ショコラ・テリーヌは、
チョコレートをたっぷり練りこんだ焼き菓子、
ガトーショコラの一種です。

一般的には、ガトーショコラよりもなめらかで、
生チョコのように濃厚で口どけがいいものを指すようです。
(テリーヌ型がパウンド型に似た長方形のものが多いので、
 パウンド型で焼くと、テリーヌと呼ばれることもあるそう…)

なめらかで濃厚なチョコレートの焼き菓子、
というと、難しい印象があるかもしれませんが、
いくつかコツをおさえると、家庭で美味しくできあがります。

まず…
●カカオ分の高いチョコレートを選ぶ!
(市販の一般的な板チョコでもできますが、板チョコはそのまま
食べて美味しいように、色んなものが加えられています。
カカオ分の高いクーベルチュールチョコを使うと、カカオの香り高く
口どけがよく滑らかで艶のある仕上がりになります)

●チョコレートを湯煎で溶かすとき、お湯の温度を50~55℃に!
(早く溶かしたいからと、ぐらぐら沸騰したお湯で湯煎にすると、
チョコレートの風味や口当たりが悪くなる)

●チョコレートは、水分のついていないボウルに入れる。
また、湯煎のときなど水分を入れないようにする。
(水分が入ると、滑らかさが損なわれて状態が変わる)

●卵を冷たいまま混ぜない!
(冷たい卵を混ぜると、チョコレートが固まってうまく混ざらない)

●焼きすぎない!
(焼きすぎると、食感がかたくなる)

…以上をまもれば、きっと、濃厚なチョコレートの香りと風味に
なめらかな食感を楽しめるはず…!

一般的に、テリーヌ・ショコラの主原料は、
チョコレートとバターですが、(あと、卵、砂糖、粉)
このレシピは、バターではなく、エキストラバージンごま油を
使っています。

エキストラバージンごま油は、
・常温で液体なので固体のバターよりも扱いやすく、
・ほかの材料とのなじみがよく、
・チョコレートの風味を引き立て、
・油っぽさをあまり感じない、重くないけれどしっとりした食感に
出来上がります。

シンプルな出来上がりなので、クリームやいちごを飾ると
華やかになりますが、
ココアをふりかけるだけ…というのも、シンプルで大人っぽく素敵。
お好みで仕上げてください~♪

◆ チョコレート・テリーヌ
【材料】(長さ15cm、巾7㎝くらいのパウンド型1台分)
・(ビター)チョコレート 150g
・エキストラバージンごま油 50g
・卵 M2個(正味100g)(室温に出しておく)
・きび砂糖 40g
・牛乳+ラム酒 20cc
・コーンスターチ 大さじ1
・生クリーム(お好みで)
・飾り
(オレンジピール、いちご、ココア、ナッツ等お好みで)

【準備】
・型にオーブンペーパーをしいておく。

【作り方】
1.ボウル(乾いたきれいなボウル)にチョコレートとエキストラ
バージンごま油を入れ、
50~55℃の湯せんでとかす。
  

(温度計がないときは、沸騰したお湯と水道水をほぼ同量混ぜる。
 手を浸けてみて、熱いと感じて10秒ほどで出したくなる温度)

2.別のボウルに卵を入れ、溶きほぐし、砂糖を加えて
  よく混ぜる。(白身と黄身が均一によく混ざるまで)
  (泡立てなくてもOK)
    

3.1のボウルに2を少しずつ加えよく混ぜる。
(卵液を、1の湯煎のお湯に(体温くらいに下がっている)
あてながら)

4.牛乳とラム酒を加え混ぜる。(1の湯煎のお湯で少し温めて)
5.4にコーンスターチをふるい入れて、粉っぽさがなくなるまで
  混ぜて、型に流す。
   

6.170℃に温めたオーブンで湯せん焼きにする。
  20~25分(ガスは20分、電気なら25分が目安)
  (余熱で火が通り、また冷えるとチョコレートがかたまるので、
  少し柔らかそうでもOK)
  そのまま冷まして、完全に熱がとれると、冷蔵庫で冷やす。

7.切り分けて、表面にココアをふるいかけたり、
  オレンジピールやナッツをのせたり、いちごを添えたり、
  生クリームをゆるく泡立てたものをかけたり、
  自由にお楽しみください。

※ ラム酒+牛乳で20㏄としています。ラム酒を楽しむ大人向きには、
ラム酒のみ20ccで、お子様向けには、牛乳のみ20ccで。
(同量で10ccずつでもOK。焼くと、アルコール分はとびます)
※ コーンスターチの代わりに、薄力粉でもOKです。
※ チョコレートは、板状のものであれば、刻んでおく。
※ 砂糖はきび砂糖を使いましたが、お好みの砂糖、ありあわせの
砂糖、
なんでもOKです。
※ チョコレートはビターを使ったので、砂糖の量はやや多めです。
 ミルクチョコ等甘みが強いチョコレートを使ったときは砂糖を
 控えたり、お好みに応じて調整してください。

【今回使用したのはコチラ】

エキストラバージンごま油

記事一覧に戻る

よろしければシェアをお願いします!!
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • line
お買物ガイド
SHOPPING GUIDE

ご注文はインターネット・お電話・ファックスから承っております。
なお、休業日中の受注メール・お問い合わせは翌営業日に返信させていただきます。
※ご注文は24時間年中無休で受け付けております。

Copyright © 株式会社山田製油 All rights reserved.

ページトップへ