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今日(京)のおばんざいなぁに
2020.05.18

スナップえんどうの変わりごま和え

木々の新緑が美しい季節、
風薫る五月です。

この時季…春から初夏にかけてが旬といえば、
緑鮮やかな豆。
この時季、えんどう豆がみずみずしく歯ごたえよく、
一番美味しくなる季節です

えんどう豆には、
中の豆だけを食べる「実えんどう」
 (うすいえんどう、グリーンピース等)と、
豆が大きくなる前、若いうちにとって、
さやごと食べる「さやえんどう」
 (絹さや、スナップえんどう、オランダえんどう等)
があります。

きょうは、豆ごとさやを食する「さやえんどう」のうち、
シャキッとした食感が魅力のスナップえんどうを使います。

旬のスナップえんどうは、ほどよく厚みがあって、
食感がよく、ほんのり甘みが感じられて、
塩ゆでしただけで、そのままでも十分美味しいです。

栄養面では、β-カロテンやビタミンCなどビタミン類が豊富で、
食物繊維もたっぷり!

ただ、上手にゆでないと、せっかくたっぷりの栄養分が減ったり、
食感や色が悪くなったりすることもあります。

きょうは、栄養を損ねないように、
緑の色を鮮やかに、
シャキッとした食感を生かしたゆで方とともに、
美味しいごま和えをご紹介いたします。

きょうのごま和えは、いつもとちょっと一味ちがう
洋のテイスト…粒マスタードとマヨネーズを加えました。
粒マスタードの風味とマヨネーズのまろやかさが、
いつものごま和えにちょっと変化をつけます。

ベースがお醤油味なので、ご飯に合う味ですが、
パン食の一皿にもいけます。

ごまは、炒りごまを軽く炒ってから、すり鉢ですって
使いましたが、すりごまでもOK…ですが、
すり立てのごまはひときわ香りが立って風味も抜群です。

合わせるスナップえんどうは食感のよさが身上。
両側の筋を取って、塩を加えた熱湯がぐらぐら沸いている状態に入れて
強めの火でゆでます。

そのまま食べるときは1分半~2分半ゆでます。
スナップえんどうの大きさや厚みなど個体差があるので、
味見をしてみてください。

ゆで上がると、冷水にさっとつけ、粗熱とってから
ザルに上げてよ~く水気を切ります。
(大きいザルがあれば、ザルの上に広げてもOK)

さやの中に水がたまりやすいので、ザルをよくふって
水気をしっかり切ります。
(水気が残っていると、和え物が水っぽくなります)

上手にゆでると、とびきり美味しいごま和えが出来上がります。
この一品で季節感のある食卓に~♪
ビタミンたっぷりの旬のスナップえんどうとごまの取り合わせで
免疫力もアップ!
是非作ってみてください。

スナップえんどうの筋のとり方
1) 豆の先端からまっすぐになっている側の筋を取る。

2) へたまでいくと、ヘタの先を折って折り返す。

3) そのまま反対側の筋もす~っと取る。

…こんな風に筋が、1周で気持ちよく取れます。

◆ スナップえんどうの変わりごま和え
【材料】
スナップえんどう 約150g
塩 少々
白炒りごま 大さじ3~4
(または白すりごま)
A【粒マスタード・マヨネーズ 各小さじ1
  うす口醤油・みりん 各小さじ1弱】

【作り方】
1.ごまを軽く炒ってから、すり鉢ですり、Aを混ぜ、
  あえ衣を作る。
  (または、白すりごまにAを混ぜる)
2.スナップえんどうは、筋をとって洗い、
  塩を入れた熱湯でゆでる。
 (1分30秒~2分30秒、強火でぐらぐらゆでる)
3.湯を切り、さっと冷水(氷水)にとって、すぐざるに上げ、
  よく水をきっておく。キッチンペーパーで水けをとり、
  いくつか、さやを開く。
4.3のスナップえんどうを1のあえ衣で和える。

※ スナップえんどうは、さやの中に水分がたまりやすいので
  よく水を切る。
  中の豆が大きいと、とくに豆と豆の間に水が残りやすいので
  開いて水をきる。 
  いくつか開いていると、和え衣がからみやすく、また
見た目もいいです。
  

【今回使用したのはコチラ】

いり白
炒りごま(白)

 

 

 

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