今年は、全国各地で史上最速の梅雨入り。
近畿では、平年より約３週間早く、
5月16日に梅雨入りしました。

予報では梅雨の期間が長びき、雨量も多いとか。
京都では、梅雨入りしてから連日の雨。

近年、雨が降れば豪雨になることが多く、
自然災害も気がかりです。
豪雨災害が起こることなく、梅雨明けしてほしいものです。

出かける時には、煩わしく思う雨ですが、
木々の緑が雨を受けて、しっとりと鮮やかな美しい緑色
になっているのを見るのは、目に心地いいです。

新緑とともに緑色が鮮やかになってきたのは、
これからが旬の夏野菜。

ピーマンと青じそです。
ハウス物が年中出回っていますが、本来の旬はこれから。
旬にたくさん出回る露地物は、栄養価も高く、味もよく、
値段も安い…といいこと尽くめです。

きょうは、ピーマンと青じそを味噌味の炒め煮に
した常備菜、ピーマンしそ味噌をご紹介いたします。
ごま油で炒めてから味噌などの調味料でからめるので、
ごまの香りと味噌の風味が相まって、ピーマンの風味と
青じその香りがふわっと漂い、食欲をそそる絶品のご飯のお供。

今回は、さっと煮なので、ピーマンの緑色が残っていますが、
水分をとばしてしっかり火を通すと、緑色はとんで
全体に茶色っぽくなりますが、日持ちもします。

ピーマンは、ビタミンミネラル豊富。
疲労回復、美肌効果、血流改善等、身体や美容に嬉しい効果があり、
積極的に食べたい野菜です！　

爽やかな風味の青じそは、抗菌作用が強く、粘膜保護、食中毒予防など
コロナ禍の今、とりわけ注目の働き。
生ではあまり量を食べられませんが、こんな風に加熱すると
かさが減るのでたっぷりいただけます。
これからピーマンと青じその旬に向け、是非作ってみて下さい。

◆ ピーマンしそ味噌
【材料】（作りやすい量）
・ピーマン 4～5個
・青じそ 15～20枚
・長ねぎ  約10㎝
・生姜 １かけ
・ごま油 大さじ１～２
A【味噌・みりん・酒 各大さじ２弱、砂糖・醤油 各小さじ１】
・白炒りごま　適宜
【作り方】
１．ピーマンは種とへたをとり、粗みじん切りにする。
　青じそも粗みじん切りにする。
２．フライパンにごま油、長ねぎと生姜のみじん切りを入れて炒め、
　香りが立つとピーマンを加えて炒める。
３．全体に油が回るとAを加えて煮る。とろっとすると、青じそを入れ
　一煮し、ごまを加え混ぜる。

【今回使用したのはコチラ】
（白）ごま油

炒りごま（白）