- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2021.07.14
プルンとなめらか~黒ごま豆腐
きょう7月14日はゼラチンの日だそうです。
ゼラチンといえば、夏に人気のゼリーの
材料として使われています。
本格的に暑くなるこの時季だから…?…かと思いきや、
ある記念日から来ているそう。
それは、なんと、フランス革命(フランス建国記念日)!
ゼラチンが、ゼリーやムース、テリーヌなどフランス料理に
よく使われることからだそうです。
身近なおやつ、グミやマシュマロもゼラチンが材料です。
ちなみに、
ゼラチンはスイーツや料理だけでなく、
お薬のカプセルや、写真フィルムや印画紙の材料、
楽器の接着等など、幅広く使用されているそうです。
さておき、
きょうは、ゼラチンを使ったごま豆腐をご紹介いたします。
ごま豆腐は、精進料理でも有名な一品。
本来は、香ばしく炒ったごまをよ~くすって、くず粉の力で
かためます。
もっちり、ねっとりした食感に、口の中にごまの香りが広がる
ごま豆腐。
極上の美味しさですが、ちょっと時間と手間がかかります。
ゼラチンと練りごまを使うと、本来のごま豆腐とは
また違った食感になりますが、とても簡単手軽。
ゼラチンの魅力は、
口どけがよく、弾力のあるプルンとやわらかな食感。
体温で溶けるので、口の中に入れるとたちまちとろけていく、
なめらかな口どけです。
口の中で(体温で)溶けるので、嚥下(飲みこみ)に問題のある
高齢の方にも安心して召し上がっていただけます。
また、ゼラチンの原料は、牛・豚・魚由来で、
ほとんどたん白質なので、健康や美容にもいいと言われています。
ごまの香り、のど越しのよさ、やさしい味わい、
食欲の落ちる猛暑の夏にもぴったり。
是非作ってみて下さい。
今回は、黒練りごまを使いましたが、
お好みで白練りごまでも~
◆ 黒ごま豆腐
【材料】
粉ゼラチン 10g(2袋)
だし 200cc
豆乳 300㏄
醤油 大さじ1/2
黒練りごま 50g(約大さじ3)
砂糖 10g(約大さじ1)
青じそ・みょうが・オクラ・
わさび ・めんつゆ等お好みで… 各適宜
【作り方】
1.ボウルにだし大さじ3強を入れ、粉ゼラチンをふり入れ少し置く。
2.小鍋に、練りごまと砂糖を入れ混ぜ、だしの残りを少しずつ混ぜ、
溶きのばし、弱火にかけて混ぜながら煮溶かし沸騰直前に火を止め、
1のゼラチンを加えて溶かす。
3.豆乳を少しずつ加え混ぜ。鍋底を氷水に当てて混ぜながら冷やし、
とろみがついたら型(器)に入れて冷蔵庫で固める。
4.お好みで、青じそとみょうがのせん切り、オクラ、わさびや
めんつゆを添えて。
【今回使用したのはコチラ】