- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.12.28
ホットプレート・オムライス
師走も 残り僅かとなりました。
毎年12月に発表される年末の風物詩「今年の漢字」、
2020年は「密」
世界中が新型コロナウイルスの影響を受けた一年、
「3密」という言葉が使われ、日常生活が「密」にならないよう
意識しながら行動するようになった年でした。
政治判断が「密」室で行われたことや
芸能界での「密」会報道など、マイナスイメージの「密」も
ありますが、
「密」には親しみの意味もあり、
コロナ禍で物理的には離れても心はしっかりつながりを持っていたい
というプラスイメージを、来年につなげていきたいものですね。
来年の漢字が笑顔になれるような字になる年であってほしいです。
ちなみに、2020年の流行語大賞も「3密」
ノミネートされた言葉も、コロナ関連(アマビエやアベノマスク等)、
またコロナ禍での生活様式から出た言葉(オンライン…や、ソロキャンプ等)がほとんどでした。
それから・・・
今年の話題の「食」。
ぐるなび総研(食をテーマに調査し、その成果や提言を発信する会社)
の選ぶ日本の食を象徴する「今年の一皿」は、
<テイクアウトグルメ>
新型コロナウイルスの影響で、テイクアウトを始める飲食店が急増。
多種多様なメニューが増え、包材も工夫され、販売方法の選択肢も広がり、
テイクアウト市場が大きく進化したようです。
それから、大手料理レシピサイトのクックパッドが選んだ
「2020食のトレンド大賞」は<ホットプレートごはん>
テレワークで在宅時間が増えたり、また自粛期間もあったので、
家で昼食をとる機会が多くなったことでしょう。
調理の負担を減らし、楽しめるランチ作りを助けてくれたのが
「ホットプレート」
家族で一緒に作れば、作ること自体がアクティビティになったり、
外出できないストレスの発散になったり、また、
意外な献立がホットプレートで作れる発見もあったことでしょう。
今年最後にこちらでご紹介する献立は、
ホットプレートで作るオムライスです。
ホットプレートは面積が広いので、ライスがパラパラッと仕上がり、
横で、卵をお好みの焼き加減に作れます。
具材は、ちょこっと残った野菜など入れてもOK!
今回は、残り物のブロッコリの茎を入れました。
フードロス削減、そして、皮や芯はビタミン豊富。
炒めると美味しく食べられます!
年末の忙しい時にもぴったり。是非作ってみてください~♪
さて、今年一年「今日(京)のおばんざい、なぁに。」
を読んでいただき、ありがとうございました。
来年も、皆さまの「食」のお手伝いができますよう
精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
◆ ホットプレート・オムライス
【材料】(2人分)
ご飯 お茶碗2杯分
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
ピーマン(黄) 1/2個
ウインナー 2本
ブロッコリーの茎 1本分
しめじ 小1パック
塩・こしょう 各少々
トマトケチャップ 大さじ4+適宜
卵 3~4個
牛乳 大さじ2
エキストラバージンごま油 大さじ2~3
【作り方】
1.玉ねぎ、にんじん、ピーマン、ブロッコリの茎は粗みじん切りに、
ウインナーは7~8ミリ幅の輪切りに、しめじはほぐしておく。
2.中火に熱したホットプレートにエキストラバージンごま油を入れ、
1を炒める。ご飯を加え、全体に塩こしょうをして炒める。
3.真ん中にスペースを少し開け、油少々を入れてケチャップを炒め
る。フツフツして少し煮詰まった感じになると、全体にからめ、味を
ととのえる。
4.卵をわりほぐし、塩こしょう、牛乳を混ぜる。
5.3を片側に寄せて、半分ほどスペースを作り、そこに油をしいて、
4の卵を流して、菜箸で混ぜて形を整えながら焼く。
6.3を器に入れ5を上にのせ、お好みでケチャップをかけてどうぞ。
【今回使用したのはコチラ】
エキストラバージンごま油