- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2021.11.30
五目炊き込みご飯
新米の美味しさをしみじみ感じる今日この頃です。
さて、新米とは何か? そして、その特徴は? ご存じでしょうか
秋になると【新米入荷】という言葉をよく見聞きします。
新米とは、その年の秋に収穫され年内に精米・包装されたお米のこと。
それに対して、前年に収穫されたお米は古米です。
新米は、収穫から時間が経っていないので、水分が多めで、
炊き上がりがみずみずしくてつややかです。
古米に比べると、艶があり、風味がよく、粘りがあるようです。
ただ、品種や精米の時期、管理状態などで違いがあり、
年を越した古米もとても美味しいものもありますが、
「新米」と聞くと、食欲の秋と相まって、とても魅力的に
感じます。
今日は、新米で作る みんな大好きな具沢山の炊き込みご飯をご紹介
いたします。
晩秋ならでは…土の中で美味しさと栄養を蓄えたごぼう、れんこん等
の根菜。戻し汁にうまみをたっぷり出してくれる干しいたけ。
コクのある油揚げ。そして、カルシウムとうまみたっぷりの
ちりめんじゃこ。
美味しさの秘訣の一つは、ごま油!
ごま油を加えて炊飯すると、味わい深く風味豊かで、艶々した
さらに美味しい炊き込みご飯になります。
そして、具材の味がご飯に染みこんで、おかわり必至の味!
我が家では、人気のお焦げを競って食べているうち、
あっというまになくなってしまいます。
冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったり。
ぜひお好みの具材で作ってみてください!
具材で、是非入れていただきたいのは、
ごぼう、干しいたけ、ちりめんじゃこ。
ごぼうが入ることで、とても風味と香りがよくなります。
あと、干しいたけ。戻し汁のうまみで、だし要らず。
そして、ちりめんじゃこのうまみと塩気で深みのある味に!
あとは、ごま油を入れるのをお忘れなく!!
◆ 五目炊き込みご飯
【材料】
米 2合
生姜 1かけ
干しいたけ 3~4枚
にんじん 小1/2本(約50g)
里芋 小5個(約100g)
油揚げ 1/2枚(約80g)
れんこん 小1/2節(約50g)
ごぼう 1本(細いもの・約60g)
ちりめんじゃこ 約20g
A【酒・みりん・醤油 各大さじ2、塩 少々】
ごま油 大さじ1
【作り方】
1.干しいたけを水に浸けておく。
2.お米はといで、水に浸けておく。(30分以上)
3.生姜は千切りに、干しいたけ、にんじん、油揚げは細切りに、
里芋は皮をむいて幅8mmくらいの輪切り(半月切り)にする。
4.れんこんは薄めのいちょう切りに、ごぼうはささがきにする。
5.炊飯器に2の米を入れて、2合分の目盛りに合わせて、Aと水を
入れる。上に3と4の具をのせて、ごま油を全体に回しかけ、
炊飯のスイッチを入れる。
※ お米は、もち米を足すと、もちもち感じが出て
美味しいです。(うるち米:もち米=2:1 or 1:1 or 1:2
or もち米100%などお好みで)
※ 干しいたけは、できれば半日ほど水につけておく(冷蔵庫で)
※ 醤油は、うす口と濃口を大さじ1ずつ入れています。
(うす口だけだと、色は薄めになりますが、塩分が濃くなるので
塩を控えめに。
濃口だけだと、茶色が濃くなりますが、塩分は控えめになるので
塩をすこし多めに)
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油