秋の三連休が終わりました。
錦秋の美しい時季、紅葉の名所はどこも
たくさんの人でにぎわっていた様子。
少し前からコロナ感染者が増えて来ていたのが気がかりですが…

三連休の中日は、二十四節気の「小雪」（しょうせつ）
今年は、11月22日でした。
文字通り、雪が降り始めるころ、という意味。

先日から日中はかなり気温が高く、
小春日和、というよりさらに暖かで、
中には、夏日になった所もあり、
「小雪」というのがピンときませんが…

しかし、これからどんどん気温が下がるようです。
寒くなり、空気が乾燥していく中、
栄養のあるもの、旬のものを食べて、免疫力を高めて
体調を整えていきましょう。

きょうは、秋が旬の里芋を使って
揚げ出し里芋を作りました。

里芋は栄養豊富な食材です。
でんぷんが主成分ですが、低カロリー、
そして食物繊維たっぷり！
腸内環境を整えて、免疫力向上や便秘予防の効果があります。
また、消化を促進し、胃腸の健康を保つ働き、
疲労回復効果や、高血圧予防の効果も期待できます。

里芋の特徴は、そのぬめりと独特の口当たり。
片栗粉をまぶして油で揚げると、片栗粉の衣がカリッと香ばしく、
中は、ほくっとしてねっとり、美味しい食感。
里芋を軽くつぶしてから、揚げているので、
とても口当たりがいいのです。

エキストラバージンごま油で揚げると
カラッと油っぽくない仕上がりで、
里芋の持ち味を生かして風味よく仕上がります。

だしと合わせて、口の中で広がる絶妙の美味しさ～♪
是非作ってみてください。

◆ 揚げ出し里芋
【材料】（２～３人分）
里芋 10個(小ぶりのもの）
片栗粉 適宜
エキストラバージンごま油 適宜
Ａ【だし 1カップ
　うす口醤油・みりん 各大さじ２、濃口醤油 少々】
大根おろし・おろし生姜　各適宜
細ねぎ 2本
白すりごま 少々

【作り方】
１．里芋は水洗いして、皮のついたま（水気もつけたまま）
　ラップに包んで、電子レンジ（600Ｗ）で8分ほど加熱して
　やわらかくする。（竹串でさして、すっと通るとＯＫ）
２．皮をむいて１個ずつラップの上で軽くつぶすようにしてから
　丸く形作り、周りに片栗粉をまぶす。
３．エキストラバージンごま油をフライパンに深さ1㎝くらい入れ、
　180℃くらいに熱し、２を転がしながら揚げ焼きにし、
　きつね色に色づくと、上げて器に入れる。
　

４．Ａを小鍋で熱して味をととのえ、３の器に注ぎ、大根おろしと
　おろし生姜を添え、ねぎの小口切り、すりごまを散らす。

【今回使用したのはコチラ】