- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2021.05.31
甘くないフレンチ・トースト
5月も残り僅かとなりました。
5月末まで延長されていた緊急事態宣言、
またまた延長されるようです。
長引くコロナ禍で先の見通しの立たない日々、
人々の閉塞感や不安が蓄積して大きなストレスにならないかと
気掛かりです。
そして、緊急事態宣言が6月下旬まで再延長、という中で、
…子どもたちのいろいろな学校行事が中止になる中、
…色々なお店が通常営業をできずに艱難辛苦にいる中、
オリンピックは開催、という姿勢を崩さない政府に、不満爆発。
いっそうストレスがたまりそうです。
ストレスで体調を崩さないため、
自分で出来ることを実践していきたいものですね。
テレワークや外出自粛で家にいる時間が増え、料理をする機会が多くなった、という声をよく聞きますが、料理はストレス解消法の一つです。
● 今していることに集中することは、メンタルを安定させてくれる!
料理の工程の切る、混ぜる、などの単純作業を続けることは、
集中力が上がり、精神安定につながるそうです。
また、
● 完成物が目に見えることで達成感が得られる!
さらに美味しい、という結果が付いてきて 嬉しい、
一緒に食べる人がいる場合、喜ばれることで、
自己肯定感が強まり、結果的にストレス解消効果があるようです。
美味しそうに作れたら、写真を撮って残すと
記録にもなるし、人に見てもらうこともできるし、
さらに効果が上がりそうですね。
尤も、仕事などで疲れて、元気がない、というときには、
無理をせず、ささっとできるものをお勧めします。
きょうは、簡単手軽に出来て、とびきり美味しい
フレンチトーストをご紹介します。
フレンチトーストは、砂糖を加え蜂蜜やメイプルシロップを添えた
甘い味が主流ですが、きょうは、甘くないフレンチトースト。
朝ごはんやブランチ、おつまみに、夜食にもぴったりです。
フランスパンを一口大に切って卵液に浸けるので、
卵液の吸収がはやく、また、食べやすいです。
焼くとき、溶けるチーズを入れるので、
チーズがパンとパンを接着してくれ、また
外側は香ばしく焼け、中の方はとろけて、
ふわっと焼けたパンと相まって絶妙です。
思い立ってから15分もあればできる嬉しい一品、
是非作ってみて下さい。
(フランスパンは空洞が多いので、卵液の吸収がはやいです。
少し日が経ったフランスパンなら、たちまちしみ込みます)
(コツは、作り方で太字にしています)
◆ 甘くないフレンチトースト
【材料】(2枚分)
バゲット等フランスパン 1/3本(100~120g)
(または食パン2枚)
卵(M) 2コ
牛乳 120㏄
塩こしょう 各少々
ピザチーズ 60~70g
エキストラバージンごま油 大さじ2弱
白炒りごま 大さじ1
青じそ 適宜
【作り方】
1.卵を割りほぐし、牛乳を少しずつ加えて溶きのばし、
塩こしょうを加える。
2.バゲット(食パン)を2~3㎝角に切り、1の卵液に浸ける。
3.フライパンにエキストラバージンごま油(大さじ1弱)を熱し、
2(半量)をくっつけるように丸く並べて弱火でじっくり焼く。
ピザチーズ(半量)をすき間に入れるように上にのせる。
(弱火でじっくり焼くと、外は香ばしく、中はふっくら焼き上がる。
強火で短時間だと、中まで火が通らず水っぽい焼き上がりに…)
4.蓋をして1分ほど焼き、ひっくり返す。また蓋をして
1分程火を通してお皿にのせる。
(蓋をすると蒸し焼きになり、蒸気が逃げず乾燥せず、ふっくら
ジューシーに焼き上がる)
5.青じそのみじん切りに炒りごまを混ぜて散らす。
(青じそのほか、パセリ、バジル、等お好みのハーブで)
【今回使用したのはコチラ】
●エキストラバージンごま油
●炒りごま(白)