- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2015.01.07
謹賀新年~余ったお餅で胡麻もち♪
西暦2015年 平成27年 未年
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
松の内の最後の日、という
少し遅い新年のご挨拶になりました。
(地方によって、松の内は1月15日までという所もありますが…)
1月7日は、五節句の一つ、人日の節句です。
人日(じんじつ)とは、字の通り「人の日」という意味。
邪気を祓うために、七草の入った粥を食べ、
一年の無病息災を祈る習わしがあります。
この節句は、江戸時代に公式行事となり、将軍以下
全ての武士が七草粥を食べて人日の節句を祝ったという、
武家には大変重視された祝日だったようです。
が、
現在では、七草粥の風習の方が有名になって、
人日という言葉は あまり耳にしなくなりました。
さておき、
七草粥は、春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・
すずな・すずしろ)を入れますが、
地方地方で、入れる具はいろいろ。
堅苦しく考えずに、あり合わせの青菜を入れればよいと
思います。
我が家では、必ず焼いたお餅を入れます。
ぼちぼち、お正月のお餅がかたくなってくる頃、
いっしょに、胡麻もちも作りました。
すり胡麻と砂糖を混ぜて、やわらかくしたお餅に
付けるだけの手軽さです。
胡麻の香ばしい風味と、やわらかいお餅が
よく合い、年齢を問わず人気があります。
おやつにも、朝食にも、おすすめ。
お餅が残っていたら、ぜひ作ってみて下さい。
◆ 香ばし胡麻もち
【材料】(約2~4人分)
(丸)餅 4個、 黒すりごま ・白すりごま 各大さじ4
粗糖(砂糖)大さじ2、 濃口醤油 小さじ1/4くらい
塩 ひとつまみ
【作り方】
1.黒すりごまに粗糖(大さじ1)、醤油をよく混ぜておく。
2.白すりごまに粗糖(大さじ1)、塩を良く混ぜておく。
3.予熱で熱くしたグリルかオーブントースターでお餅を焼く。
香ばしい焼き色がつくと、十字に四つ切りにする。
4.お餅をさっと湯通ししてから1、2をそれぞれたっぷりまぶして
冷めないうちにどうぞ。
※ 粗糖の量は、お好みで加減してください。
※ 粗糖は、精製されていないので、カルシウムなどミネラルが豊富です。
※ お餅は、焼くと香ばしく風味がいいですが、ゆでるだけでも美味しいです。
【今回使用したのはコチラ】
すりごま(黒)