- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2015.09.23
秋彼岸~三色おはぎで
きょうは、連休の最終日。
今年は、5連休となった方も多いのではないでしょうか。
5月と同様の大型連休、
5月の「ゴールデンウィーク」に対して、
敬老の日が入っていることもあり、
「シルバーウィーク」と呼ばれているようです。
ちなみに、次に9月のこの時季が五連休になるのは
2026年。
11年も先のことになるそうです。
そして、きょうは、秋分の日、
秋の彼岸の中日です。
秋のお彼岸は、秋分の日をまん中に、
その前後7日間。
秋分と春分は、ほかの祝祭日とは違って
天文上の日なので、毎年同じ日になるとは限りません。
今秋のお彼岸は、
9月20日から26日までです。
「秋分の日」は、そもそも、
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨とした日、
「彼岸」は仏教用語で、
「煩悩に満ちた世界から解脱した悟りの世界」、すなわち
「亡くなった先祖達の霊が住む世界」のことです。
お彼岸には、ご先祖様の霊を供養するために
宗派を問わず、お墓参りをする人が多いです。
お供えには、おはぎ。
きょうは、旬の野菜、枝豆とかぼちゃをあんにした
三色のおはぎをつくってみました。
自然のままの野菜の鮮やかな色と、
自然な甘みが魅力のおはぎ、
是非、作ってみてください。
◆秋の三色おはぎ
【材料】(約20個分<やや小ぶり>)
もち米 2合、 塩 少々
枝豆 200g(正味)+砂糖 大さじ4~5
かぼちゃ 200g(正味)+砂糖 大さじ3~4
こしあん 200g、 黒すりごま 大さじ2
【作り方】
1. もち米洗って、ザルにあげてから水に浸け(水・約360cc)
(炊飯器で)炊く。炊き上がると、熱いうちに塩少々を混ぜ、
めん棒などで半つぶしにし、丸める。(約20個くらい)
2.枝豆あん…ゆでた枝豆をさやからだして、薄皮をとり、
すり鉢で(フードプロセッサーで)つぶし、砂糖と塩少々を
加えて弱火で練る。
3.種と皮をとったかぼちゃは、電子レンジでやわらかく加熱し、
砂糖と塩を加えて弱火で練る。
4.2の枝豆あんをラップではさんでのばし、1の丸めたご飯
を包み込むように丸める。
5.かぼちゃあん、こしあんも同様にし、こしあんのほうには、
黒すりごまをまわりにまぶす。
※ 今回は、中をご飯にしましたが、その逆で、中を
あん・外側をご飯にして、周りに、白すりごま・
黒すりごま・黒白混ぜたすりごま、等にしても…。
あんの配合が少ないので、あっさりめのおはぎが出来ます。
※ 写真はこしあんを使いましたが、粒あんなどお好みのあんこを
お使いください。
※ もち米は、うるち米だけでも、もち米とうるち米を2:1、あるいは
1:1に混ぜても…。 もち米が多いほど、もちもちっとしたお餅に
近い食感にできあがります。
【今回使用したのはコチラ】
すりごま(黒)