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今日(京)のおばんざいなぁに
2016.01.06

平成二十八年 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

今年は平成二十八年、
西暦では、二〇一六年、
十二支では申年です。

申(さる)の年は、「病が去る」「厄が去る」と言われます。
悪いことが去り、明るい展望が開ける年になることを
願うばかりです。

さて、
こちら「今日(京)のおばんざい、なあに。」も
五度目のお正月を迎えます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

きょうは一月六日、
二十四節気の「小寒」、
「寒の入り」です。

きょうから節分までが「寒の内(寒中)」、
最も寒さが厳しくなる頃です。

「寒稽古」や「寒中水泳」が行われるのは、この「寒」の時季、
寒中見舞いを出すのなら、今日からです。

年賀状が出せなかったり、返答が遅れたり、
また、喪中のときの(喪中の方への)ご挨拶に、
あるいは、寒冷地、豪雪地に住まう知り合いを
気遣う便りに、利用されてはいかがでしょうか。
(この冬は、今のところ暖冬ですが…)

喪中の方は、年始にほとんど挨拶が届かず、
ひときわ寂しい新年を迎えられているので、
寒中見舞いを送れば、心和まれるのではないでしょうか。

さてさて、
お正月の厨房に、おせち料理は残っていませんでしょうか。
我が家では、黒豆が少し残っていました。

黒豆は、数の子、ごまめと並んで、
三種の祝い肴の一つです。
(関西では、黒豆の代わりにたたきごぼう)

黒色は、邪気をはらい、また、今年一年、まめ(勤勉)に働き、
まめ(健康)に暮らせることを願って、おせち料理に
黒豆を食べるようになったそうです。

栄養面でも、黒豆には、良質のたんぱく質が含まれ、
生活習慣病の予防、美肌効果があります。

甘みのある黒豆煮、冷蔵庫に保存していても、
だんだんと味が落ちていくので、ぼちぼち食べきりましょう。

きょうは、黒豆入りのかるかんを作ってみました。
かるかんは、山芋、砂糖、米粉が原料の
シンプルな九州の和菓子です。

上から黒ごまを散らして、白い生地との
コントラストが映えます。

この一年、まめに暮らせることを願って
是非作ってみてください。

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◆黒豆と黒ごまのかるかん(約6こ分)
【材料】
   山芋 40g、 砂糖 75g、 水 50cc、
   上新粉 50g、 卵白 20g(1/2個分)
   黒豆 18~24粒、 黒炒りごま 大さじ1~2
【作り方】
   1.山芋はすりおろして、砂糖65gを加えて
     泡立て器で混ぜる。
   2.1を混ぜながら、水を少しずつ加え均一にする。
   3.上新粉をふるいながら加えて、混ぜる。
   4.卵白を泡立てて、砂糖10gを加えて、しっかりした
      メレンゲを作り、3に混ぜる。
   5.プリンの型や湯のみなどに、くっきんぐせさみおいるを
     うすくぬり、黒豆を散らした上に、4を流す。
   6.15分ほど蒸す。(電子レンジOKの器であれば、
     電子レンジで3分ほど加熱する)

   ※ 砂糖の量は、お好みで調節してください。
   ※ 大きい型(丸型、長方形の型)1つに全部流して蒸し、
     切り分けてもよい。
   ※ 黒豆に加えて、栗きんとん、きんかん煮などを
     入れても美味しいです。

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil

くっきんぐせさみおいる

いり黒
炒りごま(黒)

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