- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2016.07.16
夏の白和え三昧
暑中お見舞い申し上げます。
七月なかばの京都。
京の夏の風物詩ともいえる祇園祭の真っ只中です。
今年は、
16日の宵山が土曜日、
17日の山鉾巡行が日曜日、
24日の後祭も日曜日…
例年より更に多くの人で賑わうのではないでしょうか。
そもそも、八坂神社のお祭である祇園祭は、
疫病が流行った平安時代に、疫病退散を祈願したのが
その起源です。
それから、1000年以上も受け継がれてきて、
(戦争…古くは応仁の乱、そして、第二次世界大戦…
などで中断があったものの)
また、一昨年2014年からは、7月17日の前祭(山鉾巡行と神幸祭)と、
24日の後祭(山鉾巡行と還幸祭)とが元のかたちで復活しました。
注目を集めるのは、宵山と山鉾巡行ですが、
他にも見所色々いろいろ。
17日 山鉾巡行が終わって夕刻から始まる神幸祭。
神輿が八坂神社の町内をねり歩いて
四条寺町の御旅所まで行く神幸祭は迫力満点。
八坂神社石段下に神輿が集結し担ぎ手たちによって披露される神輿の技は
必見です。(18:30ころ)
24日の後祭山鉾巡行と花傘巡行の後の還幸祭は、神幸祭とは逆の
道のり。夕方5時頃に御旅所を出発下神輿は、夜の9時から10時頃に
八坂神社に還幸。
こちらも、熱気みなぎる御神輿は 神幸祭と同様、見ものです。
祇園祭のコンチキチンの音を聴くと、
この夏、無病息災で過ごせる、と聞きます。
これからの猛暑にそなえ、「食」でも、しっかり
栄養を摂って、元気に過ごしたいものです。
暑さで食欲がなくなりがちなこの時季、
お豆腐とごまを使った白和えはいかがでしょう。
白和え、というと手間がかかるイメージがありますが、
和える材料の選び方次第で、手軽にできます。
今回は、夏野菜の枝豆やプチトマト、コーン、三度豆に
生ハム、チーズと、ちょっと洋風の素材で和えてみました。
良質のたんぱく質と野菜のビタミンで、夏仕様の白和え
是非お試しください。
◆白和え~3種~
【材料】白和え衣<豆腐 150g、 白練りごま 30g、
うす口醤油・砂糖・白みそ 各小さじ1弱、
塩・みりん・だし 各少々、 白すりごま 少々>
A <枝豆と生ハム>
B <プチトマトとわかめとコーン>
C <三度豆とチーズ>
【作り方】1.豆腐は水切りして、泡立て器で混ぜ、白和え衣の材料を
加えていき、味とかたさをととのえる。
2.1の白和え衣で、A、B、Cをそれぞれ和える。
※ 豆腐は、木綿、絹ごし、お好みの方を使って下さい。
木綿で作ると、ざっくりした素朴な感じに、
絹ごしで作ると、なめらかでやわらかな食感になります。
【今回使用したのはコチラ】
白練りごま