- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2017.02.28
自家製ふりかけ!
唐突ですが、
だしをとった後の、昆布やかつお節、
どのようにされていますか?
再利用される方もあれば、捨ててしまう方も
いらっしゃるかと思います。
捨てていた方、ちょっとお待ちください。
だしがらとはいえ、旨みは残っているし、
昆布には、ミネラルや食物繊維などが、
鰹節には、良質のたんぱく質が、
薄まっているとは言え残っているので、もったいないです。
昆布だけの時は、細切りにして、煮物やお味噌汁に入れると、
だしも出て、食感にアクセントをつける具にもなります。
昆布とかつお、両方のだしがらがあるときは、
再利用してふりかけを作るのが一押しです。
自家製のふりかけは、まず、美味しい!
そして、調味料を自分で選べるので安全。
塩分や糖分を控えられるので、好みの味付けにでき、
健康に配慮している人にも、安心です。
だしをとったあと、すぐに出来ないときは、冷凍保存すればOK、
ある程度溜まってから作るのも効率的です。
ご飯のおともに、お弁当、お茶漬けはもちろん、
うどんに、冷奴に、和え物に…いろいろ美味しくいただけます。
無添加なので、日持ちはあまりしませんが
(1週間くらい、味を濃い目にすると約2週間)
我が家では、いつも、あっというまになくなります。
是非おためしください。
◆ 自家製ふりかけ
【材料】(作りやすい分量)
だしがらのかつお節 40~50g(押すようにして、水分をしっかり絞ったもの)
だしがらの昆布 約5m角(薄めのもの、やわらかくなっているだしがら)
酒 大さじ4、 濃口醤油 大さじ3、みりん 大さじ2、
白炒りごま 大さじ2~3、 あれば炒った松の実(または胡桃)少々
【作り方】
1.かつお節を、ざるに広げ、3~4時間乾燥させる。
(あるいは、お皿に均等に広げてのせて、電子レンジ加熱する。
20~30秒かけては、混ぜて上下を返したりして全体に乾燥させる。
焦げやすいので、様子をみながら電子レンジにかける。
2.1がパラッと乾燥するとフライパンで弱火で乾煎り、更に水分を飛ばす。
(指で粉々にできるくらい)
3.2に小さく細切りにした昆布と調味料を入れてよく混ぜて中火で煮る。
煮立つと弱火にして、汁気がなくなるまで水分をとばして煮る。
(焦がさないように全体を混ぜながら)
4.火を止めて、ごま(と松の実)を加え混ぜる。
※ 調味料の分量は、お好みで加減を…3でまだ汁気が残っているうちに。
甘めがお好きな方は、砂糖を加えてください。
※ お好みで一味唐辛子を入れると 刺激的な辛みが、
七味を少々入れると 風味豊な辛味が加わります。
※ ごまは、お好みで黒ごまでも両方使っても…。
※ 清潔な瓶に、あるいは小さめのジップロック袋に入れて冷蔵庫で保存。
※ 時間がある時は、汁気が少々残った状態で一度冷まし、再度煮ると
味がよく染みます。
【今回使用したのはコチラ】
炒りごま(白)