- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2024.02.26
にんにくとカマンベールのアヒージョ
今年2024年は 閏(うるう)年です。
閏年といえば、
4年に1度、1年が366日あり、2月が29日までの年。
そして夏季オリンピックが開催される年。
(4年前の閏年2020年は、新型コロナの影響で
東京オリンピックが1年延期になりましたが…)
とは言っても、
閏年は、必ずしも4年に1度ではないよう。
地球の公転周期は、365日ピッタリではないので、
そのずれを修正するため、
西暦が「4」で割り切れる年を閏年にしているのです。
が、その周期は365.24218…日(365日5時間48分45秒強)で、
閏年を設けても、まだ微小なずれがあるので、
さらにそれを修正するため、
西暦が「100」で割り切れる年は、閏年にはならないのです。
それだけではまだだめで、
西暦が「400」で割り切れる年は、閏年になるのだそう。
なので、76年後の西暦2100年は、閏年ではないのですが、
24年前、2000年は閏年でした。
少しややこしい話になりました。。。
さておき、4年に1度やってくる2月29日は、
「うるう日」と呼ばれています。
そして、語呂合わせで「に(2)んに(2)く(9)の日」です。
4年に1度だけのアピールでいいのかな…と思いますが、
この時期、にんにくにちなんだキャンペーンなど開催されているようです。
青果売り場に置いてあるにんにくを見ると、
茶色っぽくて小粒で、少し皮がかたく、値段の安い中国産、
うす紫色の皮のスペイン産、そして、
白っぽくて一粒一粒が大きく形のいい国産などがあります。
うす紫色の皮のスペイン産と白っぽい日本産
にんにくは、スタミナがつくイメージが大きいですが、
それだけではなく、新陳代謝を促し、食欲増進する効果、
疲労回復効果、免疫力を高める効果などなど、
身体に嬉しい作用がいろいろ期待できます。
国内では、にんにく生産量は、青森県が日本一で、
国内シェア2/3と圧倒的に多いのです。
青森県産など国産のにんにくは、概して大きくて均等で形がいいです。
見かけがいいだけでなく、糖度も高く、
加熱するとほくほくとした食感になり、旨味も強いのです。
きょうは、にんにくを丸ごと美味しく味わえる
アヒージョを作ってみました。
アヒージョと言えば、オリーブオイルで作ることが多いかもしれませんが、
エキストラバージンごま油はクセがないので、
食材の風味や香りをオイルにうつして味わうアヒージョに適しています。
今回は、にんにくとカマンベールチーズ、赤ピーマンと合わせてみました。
ほかに、きのこやミニトマト、ブロッコリー、海老やベーコンなど、
あり合わせのものやお好みのもので~。
カマンベールチーズは、とろ~りとろけてとても美味しいので
お勧めです。
にんにくの風味に、具材の旨みがしみ出したオイルをからめた
パンは、後を引きます。
お酒のおつまみにもピッタリ、是非作ってみてください。
にんにくとカマンベールのアヒージョ
【材料】(2~3人分)
・エキストラバージンごま油 約100㏄
・にんにく 4~5片
・鷹の爪 1本
・カマンベールチーズ 1個
・赤ピーマン 大1個
・塩・こしょう 各適宜
・フランスパンなど 適宜
【作り方】
①にんにくは薄皮をむいて、1片をみじん切りにする。カマンベールチーズを6~8等分に放射状に切る。赤ピーマンは食べやすく切る。
②小鍋(スキレットやミフライパン)に、油と種をとった鷹の爪、残りのにんにくを丸ごと入れて、塩をふりかけて弱火にかける。
③2~3分たつと、みじん切りのにんにく、カマンベールチーズ、周りに赤ピーマンを入れて、こしょうを振りかけ、さらに2~3分加熱する。
④にんにくに竹串がすっと通り、カマンベールチーズがとろけると出来上がり。
⑤ オイルやチーズをパンにからめながら、ホクホクのにんにくや、やわらかな口当たりのピーマンをお楽しみください。
今回使ったのはこちら