- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2022.10.17
アップル・クランブル~ごまきなこ入り
十月半ば。
涼しくなってきたたかと思えば、日中は暑いほどの日があったり、
秋らしさがなかなか感じられない時候ですが、
青果売り場は、秋の装いになってきました。
果物では、いろいろな種類のりんごが並ぶようになってきました!
生で食べても、美味しいりんごですが、
加熱してもまた別の美味しさがあります。
また、生では、あまり美味しくないりんごも、
煮ることで、おいしくなることが多いのです。
こちらは、紅玉りんご。
加熱すると美味しさが際立つ、
アップルパイなどでお馴染みのりんごです。
アップルパイ、というと、作るのはちょっと大変です。
が、今日ご紹介する、アップル・クランブルは、
とても手軽に簡単にできます。
アップル・クランブルは、イギリス生まれのお菓子。
家庭料理で、シンプルな材料で、
目分量でも、アバウトな作り方でも出来るおやつです。
りんごをザクザク切って、その上に、
薄力粉、砂糖、バターをぽろぽろっと混ぜたそぼろ状の生地をのせて
焼いたものです。
きょうは、このそぼろ状のクランブルに、ごまきなこと、
エキストラバージンごま油を混ぜ込みました。
バターの一部をエキストラバージンごま油に、
薄力粉の一部をごまきなこに置き換え、
ヘルシーさアップ、香ばしさもアップ!
この前のツナサンドでもご紹介した「ごまきなこ」
ごまの栄養と大豆の栄養を兼ね備えた
食物繊維たっぷり、ミネラル豊富なごまきなこ
を加えることで、とてもヘルシーなおやつになりました!
あと、お好みで、砂糖をきび砂糖や粗糖にしたり、黒砂糖を混ぜたり、
りんごに、レーズンやプルーンなどドライフルーツを混ぜても、
また、
クランブルにピーナツやアーモンド等ナッツを混ぜてもよし。
バリエーションも豊富です。
バニラアイスクリームととても相性がいいので、
添えると、ちょっと贅沢なデザートにも変身します。
焼きたてのあつあつはもちろん、
さめて常温でいただくのも、
冷蔵庫で冷たくしたものも、
いずれも美味しいです。
りんごの季節のティータイムに
超おすすめの焼き菓子です。
是非作ってみてください。
りんごのクランブル~ごまきなこ入り
【材料】(20×15cmの角型耐熱容器1台分)
・りんご(紅玉) 2~3コ
・バター 少々
・A【薄力粉 40g、ごまきなこ 20g、砂糖 50g、バター 30g、エキストラバージンごま油 大さじ1、シナモン 小さじ1/2~1】
・白炒りごま 小さじ1
・お好みでくるみ 少々
【作り方】
①ポリ袋に粉類を入れて、1cm角に切った冷たいバターを加え、袋の外側から、指でバターをすりつぶすように混ぜる。
粉っぽさが残っているうちにエキストラバージンごま油を全体に加え、均一で、ぽろぽろの状態になると(ところどころ塊あり)、冷凍庫に冷やしておく。
②りんごは、さっと洗ってから、皮に塩をなじませて軽くこするようにして、流水で洗い流し、皮をところどころむいて、いちょう切りにする。
③耐熱容器にバターをぬり底にごまきなこを小さじ1くらい散らし、(りんごの水分を吸わせるため)その上に②のりんごを並べる。
④上に①のクランブルを散らして、白ごまとくるみを散らし、190度のオーブンで30分ほど焼く。こんがり色づいて、クランブルがカリッと焼けているとOK。りんごは火が通って、とろっとやわらかな状態になっている。(りんごの種類のよって、食感がいろいろです)
今回使用したのはコチラ