- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.03.24
豆のドライカレー~スパイス+ごまで免疫力アップ!
三月下旬、年度末となりました。
暖かな日がつづき、関東では夏日(最高気温が25℃以上の日)
になったところもあるそう。
桜の花も年々はやくなり、
大阪や京都など、あちこちで開花のニュースを耳にします。
ただ、また寒さが戻ってくるので、
朝晩冷える日もあり、桜の花のスピードもゆっくりになるよう。
見頃になるのは、3月末から4月初めにかけてでしょうか。
なにはともれ、寒暖差が大きくなるので、
体調管理にお気をつけください。
コロナウィルスの感染も、依然と広がっています。
年度末でお忙しくなる、という方も多い中、
きょうは、ごま+スパイスで、抵抗力、免疫力を
引き上げるレシピをご紹介します。
スパイスは、免疫細胞を活性化して、
病原菌を撃退する働きがあるのです。
香りや風味をプラスし、臭みをとる、
という役割だけでなく健康増進効果があります。
その昔ヨーロッパでは、スパイスをめぐって戦争が起こったほど
価値のあるものでした。
日本では、漢方薬の材料として重宝されていました。
スパイスといえば、カレー!
いろんなスパイスを使った豆のドライカレーです。
たっぷり豆にたっぷり野菜でヘルシー。
そして、スパイスで免疫力アップが期待できます!
市販のカレールウではなく、
カレー粉と、その原料になるスパイス、
クミン、ターメリック、コリアンダーなどを
使って作りました!
*クミンは、カレーの香りのもとになるもの、
腸内環境を整え、血流をよくし、食欲増進の働きがあります。
*ターメリックは和名はウコン、カレーの色のもと。黄色く色づき、
深みのある味になります。殺菌作用、消化促進の働きあり。
*コリアンダーは、香菜の種をつぶしたもの、
カレーらしいスパイシーな独特の風味がつきます。
胃腸の働きを高め、抗菌作用もあります。
この3つがあれば、いわゆるカレーの味になり、
市販のカレー粉にプラスすると、
味わい深い、奥行きのある、美味しいカレーになります。
仕上げにの隠し味的役割は白練りごま。
ぐっとコクのある味わいに~。
ビタミンミネラル豊富な野菜がたっぷり!
血流アップ、殺菌等の効果が半端ないにんにく、生姜も!
野菜からも栄養と野菜のだしが加わります。
あと、こしょう、とうがらし(チリペパー)で辛味をプラスしたり。
お好みで、ターメリック、ナツメグ、クローブなど、加えても
深みのある複雑な味になっていきます。
ご家庭のお好みの風味、辛さに仕上げてください。
春休みに入って、お子さんがいらっしゃるご家庭では、
是非ご一緒に作ってみてください。
スパイスを吟味しながら、加えていくのも楽しいものです。
ご飯はもちろん、ナンやパンにもよく合います。
◆ 豆のドライカレー
【材料】(約4人分)
・にんにく・生姜 各1かけ
・干しいたけ 3枚
・玉ねぎ 1個
・にんじん 1本
・セロリ 1本
・赤ピーマン 3個
・ミニトマト 約10個
・ミックスビーンズ(缶詰などゆでたもの)150g
・牛ひき肉 100g
・干しいたけ戻し汁 約2/3カップ
・エキストラバージンごま油 大さじ1強
A【カレー粉 大さじ2、クミン・ターメリック・コリアンダー等 各少々】
・塩・こしょう 各少々
・ケチャップ・醤油 各大さじ2
・ごまねりねり(白) 小さじ1~2
【作り方】
①戻した干ししいたけは水でもどして1cm角に切る。
生姜と玉ねぎはみじん切りに、玉ねぎは粗みじん切りに、にんじん、セロリ、ピーマンは1㎝角くらいにミニトマトは4つに切る。
セロリの葉は粗く刻む。
②フライパンにオイルを熱してにんにく、生姜、ひき肉を炒める。
塩こしょうを加え、火が通ってパラパラになると、①の残りの野菜を加えて炒め、しんなりするとAを加えて炒める。
③スパイスの香りが立つと、ケチャップ、醤油を加えて軽く炒め、戻し汁、ミックスビーンズを加えて、汁気がほとんどなくなるまで煮詰める。
④仕上げに白練りごまを加え混ぜて、味をととのえる。
※ご飯やナン、パンと一緒にどうぞ。
らっきょうやピクルスを添えて。らっきょうは、免疫力を上げる名脇役です!!!
※ ミックスビーンズ(大豆+ひよこ豆+金時豆+えんどう豆)を使いましたが、 大豆だけ or ひよこ豆だけ…でもOK。お好みの豆で作ってみてください。
※ 赤ピーマンのかわりに緑やほかの色のピーマンでも…
※ それぞれのスパイスは、小さじ1/2くらいを目安に、少な目からすこしずつ増やしてください。
【今回使用したのはコチラ】