- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2017.10.13
ごま油香る~色々お豆の和風マリネ
きょう10月13日は「豆の日」だそうです。
10.13…語呂合わせではなさそうですし、どうして?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
豆の日は「十三夜」からきています。
十三夜とは、十五夜の後に巡ってくる、旧暦9月13日のお月見のこと。
古くから、十三夜のお月見は、収穫に感謝する意味を込めて、豆をお供えしていただく習わしがあって、「豆名月」とも呼ばれます。
それにちなんで、10月13日が「豆の日」になったようです。
ちなみに、今年2017年の十三夜は、11月1日。
十五夜と同様、十三夜も毎年日が変わりますが、
豆の日は、わかりやすく10月13日に固定のようです
さて、
豆は、ずいぶん古くから栽培され、食糧とされてきました。
日本では、縄文時代の遺跡から豆が見つかっているし、また、
世界的には、紀元前3000年頃、インダス文明以前の遺跡で
発見されたそうです。
豆は、良質のたん白質やビタミン類、ミネラルを含む栄養豊富な食材。
その上、皮が丈夫で収穫後に乾燥させ貯蔵できる、という優れた保存性もあるので、
世界各地で重宝され、いろいろな豆料理が作られてきました。
豆の日!だけでなく、普段の食事に、どんどん豆献立を取り入れたいものです。
「孫は優しい」という標語はご存じでしょうか。
「ま・ご・は(わ)・や・さ・し・い」
健康な食生活に役立つ食材の頭に着く文字を、
覚えやすく並べたものです。
孫の「ま」は、まめの「ま」です。そして、
孫の「ご」は、ごまの「ご」。
(ちなみに、わ(は)は「わかめ」、やは「やさい」
さは「さかな」、しは「しいたけ等きのこ」、いは「いも類」)
豆とごまは、元気の素になる食材の代表!
「まごはやさしい」食材を中心に、バランスのとれた食生活を送り、
これから寒くなる季節、万全の体調で過ごせるようにしたいものですね。
きょうは、豆とごま製品を使った作り置きになる常備菜
「豆のマリネ」をご紹介いたします。
ごま油で、香りと風味がアップ、もう一品ほしいとき、
お弁当のおかずにもぴったりです。
ぜひ作ってみてください。
【材料】豆の水煮
・(大豆、金時豆、ひよこ豆、うぐいす豆など) 200g
・にんじん 1/2本
・長ねぎ 1/2本
【A】・ごま油、醤油 大さじ1
・酢、だし 各大さじ3
・みりん、砂糖 各小さじ1
・塩 少々】
・炒りごま(白・黒) 各適宜
・ごまらあ油 少々
【作り方】
1.にんじんと長ねぎは約4cm長さのせん切りにする。
2.鍋にAの材料を合わせ、ひと煮立ちさせ、豆と1の野菜を
入れて、さっとひと煮して火を止めて冷ます。
お好みで、ごまらあ油をかけてどうぞ。
※ 冷蔵庫で約1週間は保存可能です。
※ だしがなければ、水でもOKです。