- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2018.02.03
節分~丸干イワシのおいる漬け
きょうは節分です。
節分といえば…
最近では、まず、恵方巻!
百貨店もスーパーもコンビニも、少し前から、
色とりどりの恵方巻を宣伝しています。
今年の恵方は南南東だそう。
今夜の食卓に恵方巻が上がるご家庭も多いことでしょう。
そして、節分といえば…
豆。豆まきの炒り大豆です。
そして、鰯。イワシの焼きもの。
節分にイワシをいただくのは、魔除けの風習からです。
イワシを焼くにおいと煙で、鬼を退散させる、
という意味があるのです。
「鬼は外、福は内」と豆撒きをして、
イワシを焼いてその煙とにおいで、
鬼…邪気をはらうのです。
最近の節分は、恵方巻が席巻していますが、
イワシも忘れずにいただきましょう。
イワシは、ミネラルたっぷりで、とても栄養豊富な魚。
カルシウムやマグネシウム、リンは骨を丈夫にし、
EPAは 血栓予防の効果があり、
DHAは、脳を活性化する働きがあり、
必須アミノ酸のチロシンには集中力を高める働きもあります。
丸干は骨ごといただけるので、さらに効果的。
きょうは、丸干をオイルサーディン風にしてみました。
くっきんぐせさみおいるでローリエやにんにくの風味をうつした丸干は、
焼いたものと一味ちがいます。
フランスパンと一緒に、また、パスタに入れたり、
といろんな食べ方を楽しめます。
是非、作ってみてください。
◆イワシ丸干のオイル漬
【作り方】
・イワシ丸干 12~15尾
・くっきんぐせさみおいる 適宜(いわしがヒタヒタに浸かるくらい)
・にんにく 小1片
・粒こしょう 4~5粒
・赤唐辛子(種を取る) 1本
・ローリエ 1枚
【作り方】
1.丸干は、頭と尾を切り、内臓を取り除く。
(内臓はつまようじを使うとスッと取れる)
2.小鍋に丸干を並べ、にんにく薄切り、赤唐辛子、ローリエをのせて、
くっきんぐせさみおいるをヒタヒタになるまで入れる。
3.弱火で加熱し、フツフツしてから10分ほど、ごくごく弱火で火を通す。
冷めるとオイルごと容器に入れて保存。
※ローリエの他、ローズマリーやタイムなどのお好みのハーブを
加えてください。
【今回使用したのはコチラ】
くっきんぐせさみおいる