- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2025.11.21
さつま芋・きのこ・じゃこの炊き込みごはん
11月24日は、いい日本食(1・1・2・4) の語呂合わせから
「和食の日」。
そして、11月は「和ごはん月間」(「和食月間」)だそうです。
和食文化を継承するために農林水産省がいろいな取り組みを…
「Let’s!和ごはんプロジ ェクト」と称して、皆が手軽に身近に
「和ごはん」を食べる機会が増えるようなサービスの開発、
新たな商品など展開し、味覚が形成される子どものうちに、「和」の味に馴染み、
ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化の保護・継承を推進して
いるとか。
さておき、
「和ごはん」という言葉、近年よく目にするようになりました。
「和食」というより、カジュアルな、身近な、家庭的な感があります。
「和食」といえば、お寿しやお刺身とか天ぷらとか伝統的な献立、
あるいは一汁三菜の典型的な「和」一色の食卓のイメージがありますが
「和ごはん」というと、 肉じゃがやきんぴらのような家庭的な一品や
みそ汁などの汁物や、お漬物がついたごはん…
そこには、和でないものが混じっていてもOK(?)
のような大らかさを感じます。
なにはともあれ、
洋のファーストフードや、中華やエスニックなど多様な味に押され気味な
「和」の味を、次世代につないでいきたいものですね。
今回は、和ごはん「炊き込みごはん」をご紹介いたします。
炊き込みごはんは、歴史がとても古く奈良時代に遡ります。
そもそも、米が貴重だった頃に、米を節約するためにいろいろな具を
混ぜて炊いたのが始まり、という説があるそうです。
米を節約する、という意味では、今と共通しています!?
お米が高騰している昨今、いろいろな具で「かさ増し」できる
炊き込みごはんは、ちょっとうれしい献立でもあります。
お米と一緒に炊き込むことで、材料の味がご飯に吸収されて、
美味しくなり、またご飯とおかずが一体化しているので
おかず要らず(おかずが少なくてもOK)で、
冷めても美味しいのでお弁当にもぴったりです。
今回は、さつま芋、きのこ…秋の食材と、ちりめんじゃこを
炊き込みました。
きのことちりめんじゃこ、昆布から味が出るので、だしは使いません!
ちりめんじゃこは旨みがたっぷり。
きのこはうまみ成分が豊富な上、複数使うと相乗効果でさらに美味しく、
味にコクがでて、少ない塩分でも深みのある味に仕上がります。
しめじと舞茸を使いましたが、ほかに、エリンギや生しいたけなどお好みで~。
さつま芋は単独でさつま芋ご飯にすることが多いかもしれませんが、
他の具と一緒に炊き込むと、また違った美味しさで、さつま芋の甘さも
いっそう引き立ちます。
そして、炊き込みご飯を炊くときには必ず入れていただきたい
エキストラバージンごま油!
ふっくらとしつややかに、そして美味しい仕上がりになります。
今回は、一緒に炊き込む具材があっさりして油分をほとんど含まないので、
コクのある炊き上がりに!
また、さつま芋に含まれるβカロチンが効率よく吸収でき、
一石三鳥くらいになります。
シンプルな和の調味料、酒・みりん・醤油・塩だけで
あとは素材の持つ力で、しみじみ美味しい炊き込みご飯、
是非作ってみてください。

出来上がり、蓋を開けたときに、炊き立てのゆげとともに広がる香りがたまりません。
さつま芋・きのこ・じゃこの炊き込みごはん
【材料】(お米2合分)
・米 2合
・さつま芋 1本(150~200g)
・ちりめんじゃこ 20g
・しめじ・舞茸 各1パック
A【酒 大さじ2、みりん 大さじ1、うす口醤油・塩 各小さじ1/2、エキストラバージンごま油 大さじ1】
・昆布 約5㎝角1枚
・黒炒りごま 適宜
【作り方】
①お米は洗って浸水させておく。(できれば30分以上)
②炊飯器に米を入れ、Aの調味料を加え、水を2合の目盛りまで入れてざっと混ぜる。
③上に昆布、ちりめんじゃこ、食べやすく割いたしめじと舞茸、1~2㎝幅に切ったさつま芋(太いところは、十字に切ったり、半月切りにしたりする)をのせて、炊飯する。

④炊き上がると底からさっくりと混ぜ合わせ、茶わんによそい、黒炒りごまをちらす。
※米の浸水時間は30~90分くらい。浸水させることで、米に火が通りやすく、ふっくら美味しく炊き上がります。米は調味料が入った水では吸水できないため、調味料入りの水では浸水させない。(芯が残ったり、食味がよくないことも…)
※米2合を、うるち米1合+もち米1合にすると、もっちりおこわ風の味わいになります。








