- 2024.05.16
みなさん、協力してぇ〜!
以前からですが、胡麻油やラー油などのビンキャップの油切れの悪さに対するお叱りをお客さんから受けています。
ビンに油が垂れて、手や収納庫がベタベタになったなど、山田製油でも実態は把握しているので、キャップ製造メーカーや形状変更などできる限り改善は行っていますし、常に情報は集めています。
お客さんの中には、どこどこのメーカーは油漏れが無いと言われることもありますが、それらのキャップや容器は大手メーカーのオリジナル製品なのです。
当社が専用の油漏れしないキャップを作ろうとしても、形状や仕組みに特許がかかっており、同じように作れないのです。もし作れたとしても一回の最低製造個数が多過ぎて、当社の胡麻油の生産量からして、使い終わるまでに10年くらいかかってしまいます。
そのように会社の規模や資本力が違い過ぎて、お客さんが当たり前と思われてるキャップ一つにしても、大手レベルの製品が使えないのが現状です。
最近、海外営業にも取り組んでいますが、フランスやドイツでは、石油製品であるプラスチックのキャップは好まれません。油が垂れてもよいのでガラスビンの口のままの製品ができないかと言われることがあります。便利さよりも環境に対する配慮の方を優先されるようです。
上の製品は今一緒に動いているフランスの辛いソースの製品ですが、いっぱい垂れますが彼らには気にならないようです。
私は日本と海外では価値観や生活様式も違うので、同じように
頑張って製品の中身については良いものを作りますので、日本国内のお客さんにも油の垂れに関しては許容して欲しいと思っています。
社長である私の甘えかも知れませんが、よろしくお願いします。