- 2019.08.06
今朝はモヒンガー風
ミャンマーには、国民食とも言われるほどポピュラーなモヒンガーという麺ものがあります。20年ほど前ですが、ミャンマーで胡麻を契約栽培してもらっていて、よく現地に行っていました。その時の首都ヤンゴンでの朝食はモヒンガーと決めていました。
今朝のモヒンガーもその時代の記憶をもとに、作ってみました。本来はナマズで出汁を摂るそうですが、私はツナ缶を使いました。また、練り白胡麻やラー油も大量に加えてました。おそらくオリジナルのモヒンガーとは、かけ離れた一品に仕上がったと思いますが、「へんこ男の料理」なので良しとしておいてください。
胡麻の畑はミャンマーの北部にあり、すごいガタガタ道や橋の無い川を車で何時間もかけて行くのです。先の大戦のインパール作戦では、同じ道を日本の兵隊さんが自分で担げるだけの食糧や弾薬を背負い、徒歩で出撃されたそうです。また、その負け戦の撤退時には、食糧も尽き痩せ細った兵隊さんが、途中でバタバタと倒れられて、白骨街道と言われた道です。
今朝、へんこ流モヒンガーでしたが、食べるとミャンマーでの胡麻栽培ことや、平和の有難さを感じました。