- 2019.09.21
消費税について思ったこと
最近、ほとんどテレビを見ることがなくなった私です。ボクシング中継さえ見られたらよいと思うくらい、私の中ではテレビの価値は下がっています。
しかし、明後日から北海道に行く予定なのですが、台風の進路が気になったので、テレビを点けました。天気予報の後も、何気なくテレビを見ていました。番組では10月からの消費税10%に対する家庭でできる節税対策特集でした。増税前の9月中に買っておいた方がよい商品や、10月以降の節約生活方法などを紹介していました。
しかし、私はその番組を見て疑問に思いました。政府の考えでは、何年増加する社会保障費を確保するために、広く国民から、その財源を集めるための増税なはずです。それなのに国民が節税対策や節約生活をしたら財源が集まらないのではないでしょうか。本来なら首相自らが国民に対して、将来の日本のために消費をして税金をいっぱい納めてくださいと説明するべきです。そんなこともしないで、解りにくい税率区分や期限付きの税金還付などで誤魔化して、本来の使い道以外のことに財源を充てるのではないでしょうか。
なんか日本という国が、とんでもなく間違った方向に進んでいるような気がします。そんなことを思いながら、雨の土曜日の朝御飯を食べていました。