- 2019.12.13
玄米の不思議な力
山田製油創業者の祖父は師匠が桜沢如一氏だったので、真面目にマクロビオテックを実践していました。それが父から私へと劣性遺伝の結果、ただの美味いもの好きなオヤジに私は堕落してしまいました。
そんな美味いもの好きの私ですが、最近肉を食べても美味しく感じない日々が続いていました。体調もイマイチで、会社経営のことを考えると気持ちまでイライラの今日この頃でした。
そんな状態の私は、何故か玄米が無性に食べたいと思うようになっていました。しかし貧乏性の私は、米櫃にまだ白米が残っていたので、それを食べ切ってから玄米をかえようと考えていました。
ここ数日は、咳が止まらず、またイライラ感も最高潮状態で、もし喧嘩を売られたら速攻で買うくらいの精神状態でした。
昨晩は気持ちを発散させるために、鳥の手羽先焼きをあてに焼酎をガブ飲みしてやろうと思ったのですが、何故か鶏肉や焼酎が不味すぎて食欲が失せてしまいました。ほとんど不貞寝状態で、早目に寝てしまいました。
前置きは長くなりましたが、今朝は早くから玄米を炊きました。そしてすり鉢で胡麻塩を作り、人参とジャガイモの味噌汁、それとすぐきの漬物という朝食にしました。
胡麻塩を玄米にかけて、しっかり噛みながら食べると、玄米の美味しいこと!玄米を噛みしめながらゆっくり食事すると、何故か心まで落ち着いてきました。
祖父のマクロビオテックの血が私の体内に流れて、胸の真ん中に余裕ができたような気がします。もしかして玄米の不思議なパワーなのか、または祖父が助けてくれたのかも知れません。ちなみに祖父の命日は11月22日で、私の誕生日が11日23日なのです。