- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2021.10.08
あっさりコク旨!担々風素麺
きょうは、二十四節気の「寒露」です。
寒露とは、草木に宿る冷たい露のこと。
本来なら、秋が深まって、冷え込んでくるころ、
これからの季節に備えて、冬物の衣服を準備し始める時期…
なのですが、今年は10月に入ってからも真夏日がつづき、
いまだ半袖で過ごしたいような陽気です。
天気予報によると、西日本では、まだ季節外れの暑さがつづき、
日中は、熱中症にならないよう注意が必要な様子。
とはいえ、朝夕はひんやりした空気になります。
一日の気温差が大きくなると、身体が気温の変化になかなか
対応できず、疲労を覚えたり、体調を崩しがちになりますが、
それは「秋バテ」の症状だそう。
「夏バテ」はよく聞きますが、「秋バテ」はあまり馴染みのない言葉。秋の寒暖差の大きさに、身体は体温調節にフルパワーになり、
そこに夏の疲れが加わって
自律神経の働きに乱れが生じ、身体の不調が現れるようです。
秋バテにならないため、エアコンで身体を冷やし過ぎないよう
注意し、睡眠をしっかりとり、食事にも気を使いたいものです。
まだ暑いですが、身体を温める、栄養あるものを食べましょう。
今回、ご紹介するのは、担々麺風の和風の温かい素麺です。
スープは、和のだしに白のごまねりねり(練りごま)を
溶かし込んだもの。
あっさりしていながら、ごまねりねり効果で、コクとうまみのある味。
ピリ辛の肉味噌と合わせると、一気に担々麺風になります。
野菜は、レタス(グリーンリーフ
を使いましたが、
もやしや、これから旬の小松菜やほうれん草など、
お好みのもので作ってみて下さい。
◆ あっさりコク旨!担々風素麺
【材料】(2人分)
素麺 2把
豚ひき肉 100g
ごま油 大さじ1
生姜 1かけ、
塩・こしょう 各少々、
豆板醤 小さじ1/2(なくてもOK)
A【酒・醤油・砂糖・甜麵醬 (または味噌) 各小さじ1】
B【だし 300cc 、うす口醤油 ・酒・みりん 各小さじ2】
ごまねりねり(練りごま)白 大さじ1.5
塩・こしょう 各少々
レタス(グリーンリーフ)4枚
カニかま 4本
ゆで卵 1個(おこのみの半熟加減で)
白すりごま 適宜
【作り方】
1.フライパンにごま油と生姜のみじん切りを入れて炒める。
豆板醬も加え炒め、豚ひき肉、塩こしょうを加え、色が変わって
パラパラになるまで炒め、Aを加えてよく炒め合わせ味を調える。
(肉味噌)
2.素麺は表示の時間ゆでて、水洗いしてしっかりぬめりを取る。
3.鍋にBを入れて火にかけ、沸騰するとごまねりねりを溶き混ぜて、
味を調え、ちぎったレタス、カニかま、2の麺を入れて一煮する。
4.3の麺を器に入れ、かにかま、レタス、半切りにしたゆで卵、
1の肉味噌を上にのせて、すりごまを散らす。
※ 1の肉味噌は、ご飯にも合います。
※ もっとピリ辛感が欲しい方は、ごまらあ油を添えてください。
【今回使用したのはコチラ】