- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.05.27
ごまだれで~豚しゃぶ野菜巻き
五月下旬、春から夏へと季節が移り変わる時季…
気温の変動が大きく、急な暑さに身体が対応できず、
体調よくない…ということはないでしょうか。
普通の状況でも、上下する気温に身体がついていかない
ことが多いかと思います。
今年は、自粛をせざるを得ない中、
家に籠って、外に出る機会が減っているだけに
いっそう不調になりがち。。。
緊急事態宣言が全面的に解除となり、
仕事再開で、急に忙しく身体を動かすようになったり、
また、もう少し落ち着くまでテレワークがつづいたり、
色々な方がいらっしゃると思います。
いずれにしても、
これから夏のように蒸し暑くなったり、
かと思えば、梅雨時のひんやりした日があったり、
寒暖差が大きくなる中、
疲労感やだるさ、頭痛に悩まされないよう、
気を付けていきたいものです。
まずは、食事から!
きょうは、身体の調子を整える献立、
豚しゃぶの野菜巻きをご紹介いたします。
たんぱく質など栄養豊富な豚肉をゆでて、
ビタミンたっぷりの旬の野菜を巻いて
ミネラルの宝庫・ごまがベースの香ばしいたれでいただきます。
豚肉は、ビタミンB1 の含有量がトップクラス!
ビタミンB1 には、糖質をエネルギーに変える働き、
老廃物を代謝して、疲労を回復させる働きがあり、
こんな時節には積極的に摂りたいものです。
合わせる野菜は、ここでは、にんじんときゅうり、玉ねぎを
使いましたが、ほかに、水菜、スプラウト、レタス、キャベツなど
お好みの野菜でOKです。
できれば、使ってほしい野菜は玉ねぎです。
というのは、ビタミンB1 は玉ねぎに含まれている成分(アリシン)
と結合すると吸収率が高くなるのです。
今は新玉ねぎが柔らかく美味しいので是非!
ごまだれには、練りごまとすりごま、炒りごま
さらにごま油を混ぜ込み、香ばしさがたっぷり、
食感がよく、食欲をそそる香りで風味抜群。
濃厚な味わいながら、生姜の風味と酢の酸味で
さっぱりとした味わいです。
どんな野菜にもよく合い、たっぷりの野菜が美味しく
食べられます。
ごまは小さい粒にぎっしり栄養が詰まっています。
たんぱく質、良質な脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、
それから強い抗酸化力をもつ成分、ゴマリグナン。
このごまだれは、練りごま、すりごまがたっぷりで
ごまの栄養分を吸収しやすい、というのも嬉しいです。
是非作ってみてください。
あと、体調をととのえるに、しっかり睡眠や休養をとって
適度に身体を動かして、規則正しい生活を送ることも
お忘れなく~
◆豚しゃぶの野菜巻き~ごまだれかけ
【材料】(2~3人分)
豚薄切り肉 約150g、
きゅうり 1本、 にんじん 1本
玉ねぎ 1/2コ、 ルッコラ(等青味) 少々
塩 少々、 酒 少々
ごまだれ【白練りごま 大さじ2、 酢・醤油 各大さじ1強、
生姜 1かけ、 砂糖・ごま油 各小さじ1、
白すりごま 大さじ2】
【作り方】
1.鍋に湯を沸かし、酒と生姜の皮を入れて、
豚肉をゆでる。色が変わって火が通ると
ざるに上げて冷ます。
2.生姜をすりおろし、ごまだれの材料を全部
よく混ぜておく。
3.きゅうりとにんじんはせん切りにし、玉ねぎは
たて薄切りにし、塩少々をふりかけて少し
しんなりさせる。
4.1の豚肉できゅうりとにんじんをしんにして、
クルクル巻く。
(ラップの上に材料をのせて巻くと、手を直接
ふれずに巻けます)
5.器に玉ねぎとちぎったルッコラをちらし、その上に
4を並べてごまだれをかける。
※ お好みで、ごまらあ油をかけてピリ辛にしても…。
【今回使用したのはコチラ】