- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.11.12
ごま油香る~鮭の包み焼き
11月11日、
「1」並びのこの日は、記念日が多いようです。
歴史的な出来事からの記念日もあれば、
語呂合わせの記念日、それから、
1が並んでいる様子が何かに似ていることに由来する記念日、
漢字の「十一十一」からの色々にちなんだ記念日までさまざま。
いくつかピックアップしますと…
●西陣の日
(1477年の旧暦11月11日、京都西陣に本陣があった応仁の乱が終結したことから)
●いい獣医の日
(11と11で「いい獣医」という語呂合わせから)
●サッカーの日
(11人対11人で行うスポーツだから)
●もやしの日
●箸の日
●靴下の日
(「1111」と1が並んでいる様子が、それぞれ
(もやし、箸、靴下)が並んでいる様子に似ている)
●乾電池の日
(十一十一を、+-+-(プラスマイナス)に見立てて乾電池!)
…まだまだあるのですが、その中から一つ
●鮭の日
これは、「鮭」の漢字のつくり「圭」が、
十一十一を縦に並べてできることから~(^^)
今はちょうど、秋鮭の旬です。
鮭は、日本人に一番といっていいほど、馴染みのある魚。
一般的な「鮭」は、日本では「白鮭(しろさけ)」のことです。
白鮭は、秋に、生まれた川に戻って産卵しますが、
川に戻るため北海道沿岸等に寄ってきた白鮭のことを
「秋鮭」と呼び、この時期が旬になり、美味しくなります。
また鮭は、その栄養価の高さが注目を集めています。
鮭の身の赤い色素成分、アスタキサンチンは、抗酸化作用が強く、
老化防止、疲労回復や、肌のしわを予防する働き等などあるそう。
青魚で有名なDHA、EPAも豊富で、動脈硬化の予防や、中性脂肪を減らす働きや、記憶力など脳の働きを高める効果も期待できます。
また、代謝をよくするビタミンB群や、骨の健康に有効なビタミンDも豊富。
免疫力を高める作用があることは、コロナ禍のこの時期
とりわけ嬉しいですね。
きょうは、鮭を使った手軽な献立、
ホイル包み焼きを紹介いたします。
包んで焼くだけなので、手早く簡単にできます。
また、一緒にたっぷりの野菜を包みこむので、
野菜もたくさん食べられるのも魅力。
今回は、きのこと青ねぎを使いましたが、
玉ねぎ、にんじん、じゃが芋、ピーマン等々、
バリエーションもいろいろ楽しめます。
ホイルを開くとふわっと美味しい香り! お箸で上にのった野菜から鮭を出して…
鮭と野菜の風味が封じ込められ、プラス ごま油の香りで、
とても美味しく、ご飯が進む味です。
是非作ってみてください。
お箸で野菜の中から鮭を取り出して…皮目が少しこんがり焼けています。
◆ 鮭のホイル包み焼き
【材料】 (2人分)
鮭 2切れ
塩・こしょう 各少々
酒・醤油 各小さじ2
しめじ・舞茸・生しいたけ 各1パック
青ねぎ 2本
ごま油 小さじ2
1人分。たっぷり野菜がいただけます。
(加熱するとカサが減ります)
【作り方】
1.鮭のうろこを取り、塩こしょうをふりかけておく。
2.しめじと舞茸は食べやすくほぐし、生しいたけはざく切りにする。
ねぎは斜め薄切りにする。
3.アルミホイルを広げ(30~40㎝)ごま油をうすく塗り、
鮭の皮目を下にのせ、周りにきのこをのせ、酒をふりかける。
ごま油はきのこを使って塗ると、無駄がありません。
皮を下にすると、皮に焼き目が付いて香ばしいです。
4.3の上にねぎをのせ、醤油とごま油を全体にかけ、ホイルで包む。
中心で合わせて、しっかり折り込む。
両端も内側にしっかり折り込む。
5.魚焼きグリル(またはオーブントースター)で10~15分加熱する。
※ 塩鮭の場合は、塩や醤油を控えてください。
※ 野菜は、ほかにも、玉ねぎ、にんじん、じゃが芋、ピーマンなど
おうちにあるもので…
【今回使用したのはコチラ】