- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2019.12.30
ごま香るお好み焼き~フードロス削減~
2019年も残りわずかとなりました。
今年は、平成から令和へ改元された年、
毎年12月に発表される、この一年の世相を漢字一文字で表す
「今年の漢字」は、令和の「令」が選ばれました。
「令」には、素晴らしい、よい、敬う、立派…などの意味が
あるそう。
幕を開けた新しい令和の時代が、明るい、よき時代に
なってほしいと願います。
そして、
2019年の流行語大賞はに決まったのは、
「ワン・チーム(ONE TEAM)」
ワールドカップ(W杯)で大活躍したラグビー日本代表のスローガン
です。
アジア初開催のラグビーW杯では、日本が1つになってベスト8に躍進!
令和になってから明るい話題が不足していた日本に
歓喜の渦と感動を巻き起こしてくれました。
それまでちゃんと試合を見たこともなく、ルールも知らなかった
私のような「にわかファン」も急増、
令和元年の日本を元気にしてくれたラグビーの
人気はこれからしっかり定着することでしょう。
それから・・・
今年の話題の「食」。
大手料理レシピサイトのクックパッドが選んだ
「2019 食のトレンド大賞」は<下味冷凍の肉おかず>
そして、
2019年、ぐるなび総研の選ぶ日本の食を象徴する「今年の一皿」は、
<タピオカ>
(ぐるなび総研…食をテーマに調査し、その成果や提言を発信する会社)
「下味冷凍」は、肉などと調味料を合わせ、保存袋に入れて
冷凍保存したもの。忙しい時のご飯作りの助っ人になる、便利な作り置きです。
「タピオカ」は大変な人気で、
街中で行列があると、その先にはいつもタピオカがありました!?!
さて、
今年最後にこちらでご紹介する献立は、
フードロスを削減するお好み焼きです。
近年問題になっているフードロス(食品ロス)、
山田製油では、「もったいない」に挑戦しており、
食品ロスを原料として新たな製品を生み出しています。
家庭でのフードロスを削減するには、
「食材を買い過ぎない」
「本来食べられるものを捨てない」
食べ切れずに消費期限(賞味期限)が切れて、廃棄することがないようにする。
また、普段捨ててしまうようなものも(大根の葉やにんじんの皮、ブロッコリの茎、等)
無理なく美味しく食べ切る、というようなことです。
これは、残り物一掃のお好み焼き。
ちょこっと中途半端に残ったご飯や野菜を使い切ります。
野菜は、皮や芯も使います。
残り物とは思えない、美味しさ、カリっと香ばしく焼けて
ごま油の風味がよく、栄養たっぷりのお好み焼き、
是非作ってみてくださいね。
さてさて、
今年一年、「今日(京)のおばんざい、なぁに。」
を読んでいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
◆ お好み焼き~フードロス削減~
【材料】(1枚分)
ご飯 茶碗に軽く1杯
キャベツの葉、白菜の葉 各1枚ずつ
にんじん・ねぎ・大根の葉など 各少々、
長芋 適宜、卵1個、ちりめんじゃこ 1つかみ
白すりごま 大さじ1、片栗粉 大さじ1
天かす 少々、 ごま油大さじ1、
お好み焼ソース・マヨネーズ・削かつお・青のり 各適宜
【準備】
野菜をよく洗う(皮つきのものは皮をよく洗う)
【作り方】
1.長芋は皮をよく洗い皮ごとすりおろし、卵を割りほぐして混ぜる。
2.ほかの野菜を粗みじん切りにする。
3.1にご飯を加えてよく混ぜる。(ご飯のかたまりがなくなるまで)
2の野菜も加えて混ぜ、片栗粉、すりごま、じゃこも混ぜる。
4.フライパンにごま油を熱し、3を丸く流す。上に天かすをのせる。
5.美味しそう焼き色がつくと、ひっくり返して、火を通す。
6.器に乗せ、上にソース、マヨネーズ、削かつお、青のり、すりごま
をかける。
※ 野菜は何でもOKですが、長芋、キャベツ、白菜、ねぎがあると
お好み焼きらしい美味しさになります。
※ お好み焼きソースとマヨネーズを使いましたが、
ポン酢、おろし醤油などお好みでどうぞ。
【今回使用したのはコチラ】