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今日(京)のおばんざいなぁに
2018.11.24

さばのごま味噌煮

11月24日は「和食の日」です。
世界から そのヘルシーさ、美味しさが注目され、
数年前に、ユネスコの無形文化遺産にも登録された和食。

季節感があって、多様な調理法を楽しめ、
栄養バランスがよく、行事食という伝統的な面もある和食。

とはいえ、一般家庭では、和食離れが進んでいるという話も聞きます。

確かに、子どもや若い人の人気メニューというと、
カレーライス、パスタやピザ等イタリアン、ハンバーグやシチューなど洋食
が、上位にくるようです。

その一方、おふくろの味、といえば、
肉じゃがや切干大根煮、おでん等の煮物、、炊き込みご飯やちらし寿司、
味噌汁や卵焼き、きんぴらなど、和食の献立がたくさん挙がります。

やはり、日本の伝統であり、
日本の気候、風土の中ではぐくまれた食材や調味料を使った和食は、
日本人の口にも体にも合う、飽きなこない味なのだと思います。

さて、おふくろの味の中で上位に入る魚料理、というと
さばの味噌煮。
ファンが多い煮物なのですが、
作るのは苦手…さば特有のにおいが出て…
という声も少なくないのです。

きょうは、さば独特のくさみを感じない、
香ばしい美味しさの「さばのごま味噌煮」をご紹介いたします。

さばをさっと炒め焼きにしてから煮るので、
焼き目の香ばしい風味が加わり、また、煮る時間が短縮できます。

また、味噌に練り胡麻とすりごまを加えるので、うまみが増して
風味がよく、ご飯がどんどん進む味です。

さば(真さば)は秋から冬にかけてが旬。
旬のさばは、おいしくて、栄養豊富…
EPA、DHAの含有量は、魚の中でトップクラスです。
生活習慣病の予防や、脳の活性化、血液サラサラ効果など
いろいろな健康効果が期待できます。

さばのおいしいこの時季に是非つくってみてください。

◆ さばのごま味噌煮
【材料】
さば 小4切れ、 塩 少々、 くっきんぐせさみおいる 大さじ1
薄力粉 適宜、 ピーマン(赤と緑) 各1個
A【昆布だし(または水) 1/2カップ、 酒 大さじ3、 みりん 大さじ1
濃口醤油・白味噌・味噌 各 小さじ1、 白練りごま 大さじ1、
おろし生姜 1かけ分】
白すりごま 大さじ2、 生姜 1かけ(せん切り)

【作り方】
1.さばは、全体に塩をふって15分ほどおき、出てくる水けをペーパーで
そっと押さえるように拭きとる。(臭みをとる)
2.皮に2本ほど切り目を入れ、薄力粉をうすくはたきつけ、おいるを熱した
フライパンで焼く(皮目から、軽く焼き目がつくと返して両面焼く)
横でピーマンの乱切りも炒め、塩少々をふる。
3.さばとピーマンを一旦取り出し、フライパンをペーパーで拭き、Aを入れ
煮立つと、2のさばをもどして、7~8分煮て、仕上げにすりごまを入れて
火を止め、器に盛り、生姜の千切りを散らす。

※ 今回はピーマンを付け合わせましたが、
ほかに、ねぎ、青梗菜など青菜、ごぼう…等など
お好みの野菜を添えてください。

【今回使用したのはコチラ】

cooking sesami oil

くっきんぐせさみおいる

ねり白150
練りごま(白)

すり白
すりごま(白)

 

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