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今日(京)のおばんざいなぁに
2019.03.02

はまぐりと菜の花の茶碗蒸~ごま油風味

三月三日、
桃の節句のきょうは、曇り空。
西から雨になっているようです。

今週一週間は、二日おきに晴れたり雨になったりするよう…
ひと雨ごとに春に近づいていくのですね。

さて、桃の節句、上巳の節句とも呼ばれるひなまつり。
一般的には、三月三日ですが、
地域によっては、旧暦で、あるいは
一カ月遅れの四月三日にお祝いするところもあるようです。

今年二〇一九年の旧暦三月三日は、
(新暦の)四月七日(日)にあたります。

旧暦では、毎年日が異なりややこしいので、
一カ月遅れの四月三日に固定して、
「月遅れ」で お祝いするようになったのでしょう。
(北陸の方や山梨の一部の地域で月遅れのようです)

さて、ひなまつりといえば、
雛人形を飾り、桃の花、菜の花など季節の花を飾り、
雛あられや菱餅などをお供えして、そして
ちらし寿しとはまぐりの潮汁、という献立のご家庭が
多いかもしれません。

ちらし寿し、はまぐりをなぜひなまつりに…と調べてみますと…

ちらし寿司は、そのものが桃の節句と由縁がある訳ではなく、
江戸時代、女の子の健康を願い、身体によい食材を…というのが起源。
海老(長寿)、蓮根(見通しがきく)など縁起のいい具と
祝い事にふさわしい、卵、にんじん、三つ葉、など華やかな彩りのものを
混ぜたちらし寿司が行事食になっていったようです。

はまぐりの方は…
蛤(はまぐり)は、対になっている貝殻しか合いません。
平安時代から伝わる貝合わせは、
内側に蒔絵等で彩色した貝殻を裏返しペアにする遊びで、
蛤が使われていました。

対になっている蛤を、相性の良い相手と結ばれることに
重ね合わせて、良縁を願ったものらしいです。

はまぐりは、縁起がいいだけではなく、
タウリン、鉄や亜鉛などのミネラルたっぷりで栄養価が高く、
また、グルタミン酸やコハク酸などうまみ成分から
上品な味のいいだしが出ます。

きょうは、はまぐりのうまみをとじこめた茶碗蒸しを作りました。
菜の花と梅の花麩を添えて、春らしい彩りにしました。
仕上げにちょっとだけたらしたごま油が香り高いです。
ひな祭りの一品に、また春の食卓に、
是非作ってみてください。

◆ はまぐりと菜の花の茶碗蒸~ごま油風味
【材料】(4人分)
卵(M) 2個
昆布だし 約1カップ
うす口醤油 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
はまぐり 4個
A【酒大さじ3、水1/4カップ】
生しいたけ 2枚(食べやすく切る)
かまぼこ 8切れ
菜の花 さっとゆでたもの 4本
梅の花麩 8切れ
ごま油 少々

【作り方】
1.小鍋にAと蛤を入れ火にかけ蓋をして弱めの火で酒蒸しにする。
(殻が開くまで10分弱)
2.1の蒸し汁と昆布だしをたして、300㏄にし、うす口醤油、塩を混ぜる。
3.蒸し鍋に湯を沸かして、鍋を温め始める。
4.卵を溶きほぐして、2と混ぜてこす。
器にかまぼこ、しいたけ、花麩(1つずつ)、食べやすき切った
菜の花の花以外に部分を入れて、2を注いで、
鍋に入れて、強火で2分→弱火で20分ほど蒸す。
5. 上に1の蛤、菜の花の花部分、花麩一切れをのせて、ごま油を少したらす。

※ 蒸し上がりは、竹串を中央に刺してみて、透明な澄んだ汁が出てくれば
OKです。
※ 卵が大きい(Lサイズの)ときは、2で350㏄くらいにしてください。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油

 

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