- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2018.11.29
ダブル胡麻バーグ
毎月29日は、語呂合わせで「肉(29)の日」です。
11月は、そこに「いい(11)」が加わり、
「いい肉の日」だとか。
飲食店では、お肉のお得メニューが出来たり、
いろいろお肉のキャンペーンをやっているところも少なくないようです。
ここでお肉というのは、牛肉、豚肉、鶏肉、のこと。
いずれも、たんぱく質やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいて、
筋肉や骨等を作る、大切な栄養源です。
それぞれ栄養面で特色があり、
牛肉は、鉄分、「造血のビタミン」と呼ばれるビタミン12が豊富。
貧血予防のはたらきがあります。
豚肉は、ビタミンB1が豊富。エネルギー代謝を促進し、
疲労回復作用が高いのです。
鶏肉は、ビタミンAが豊富。皮膚や粘膜を強くし、
眼の健康にも効果があります。
そして、肉類にはいずれも脂質が含まれているので、
緑黄色野菜…色の濃い野菜(にんじん、かぼちゃ、ホウレンソウなど)
のβ-カロチンの吸収をよくします。
肉類をいただくときは、野菜もたっぷり食べると
栄養バランスのよい食事になります。
関西では「肉」というと牛肉をイメージする人が多いよう。
「肉じゃが」は牛肉、そして
豚肉を使った中華まんは「肉まん」と言わず「豚まん」
一方、関東では、肉というと豚肉を思い浮かべる人が多いようです。
国内でも食文化に違いがあり、興味深いものです。
さて、きょうは、牛肉を使ってハンバーグを作りました。
ハンバーグの種には、たっぷりごまを加え、
「つなぎ」には一般的なパン粉ではなく麩を使いました。
麩は吸水性が高いので、ふっくらした食感に仕上がります。
ごまの風味とプチっとした歯ごたえも感じられ、
また生の玉ねぎのシャキッと感が少し残る、
食感のいいハンバーグ。
ごまの香りの和風のソースともよく合い、
ごまのダブル使いは、ごま好きにはたまりません。
肉の日に限らず、是非作ってみて下さい。
◆ ダブル胡麻バーグ
【材料】(4個分)
牛ひき肉 150g、 塩 小さじ1/4、 砂糖・こしょう 少々、
玉ねぎ 小1個(200g)、 くっきんぐせさみおいる 大さじ1
卵 M1コ、 車麩 1個(または焼き麩5個くらい) 牛乳 大さじ2~3、
黒すりごま・白炒りごま 各大さじ2
ごまソース【酒・みりん 各大さじ2、 白味噌 各大さじ1、
赤味噌・黒練りごま・醤油 各小さじ1、
白すりごま 大さじ2】
付け合わせ野菜
【作り方】
1.車麩はザクザク切り、牛乳に浸けてやわらかくしておく。
2.玉ねぎをみじん切りにし、2/3量をおいる小さじ1で炒める。
しんなりして茶色っぽく色づくと、火を止め粗熱をとる。
3.ボウルにひき肉、塩、砂糖、こしょうを混ぜる。
1、2の炒めた玉ねぎと生の玉ねぎ、といた卵を加えて
よ~く練り混ぜる。すりごまと炒りごまも加えて混ぜる。
ボウルにたたきつけて空気を抜き、4等分にし、丸く形作る。
4.フライパンにのこりのおいる(小さじ2)を入れて熱し、
3を真ん中を少し凹ませて入れ、焼き色をつける。
中火で2~3分焼き、こんがり焼き目がつくとひっくり返して
弱火にして蓋をして5分ほど焼く。
5.焼けたハンバーグをお皿に移し、空いたフライパンに
(残った油に足して)ごまソースの材料を入れ弱火にかけ、
混ぜながら 軽く煮詰めて、ハンバーグにかける。
6.付け合わせの野菜を添えて、出来上がり~♪
【今回使用したのはコチラ】
くっきんぐせさみおいる