- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.03.06
ごま香る~大豆ねぎじゃこお焼き
弥生三月となりました。
ひな祭りや、卒業式など年度末のいろいろな行事の時季なのですが、
新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが止まらず、
人が集まる行事やスポーツ・文化イベントの中止・延期が相次ぎます。
プロ野球のオープン戦や大相撲春場所が無観客開催…
美術館等の休館やコンサートの中止…
東京ディズニーランドなど娯楽施設が休園…
また、政府からは、春休みに入るまで小中高校学校に臨時休校の要請…
という混乱を極める異例の事態になりました。
少し前から、マスクや消毒用アルコールが全く購入できない状況に
なりましたが、
それに加えて、トイレットペーパー・ティッシュペーパ―など
紙類が突如、店頭から姿を消しました。
デマに惑わされて不必要な買いだめをせず、
一人ひとりが 冷静な対応をすることが大切です。
そして、とりあえず、今できることは、
自分が感染しないようにすること。
手洗い、うがいをしっかりする。
とりわけ、人ごみに出たときには丁寧に!
睡眠を十分とって、疲れをためないようにする。
そして、食生活!!
免疫力を高める食事をとるようにしましょう。
きょうは、この前ご紹介した大豆だしに使った
残りの大豆を使ったお焼きをご紹介します。
もちろん、大豆の水煮や納豆でもOKです。
大豆は、免疫細胞を作る材料となるたんぱく質がたっぷり。
また、豊富な食物繊維で腸内環境を調えてくれます。
大豆と合わせるのは、免疫力アップ素材と言われているごま!
ごまは、すりごま、炒りごま、ごま油と
トリプルで使います。
それからねぎにちりめんじゃこです。
ねぎには、ビタミンCやカロチン、また、殺菌効果や
疲労回復効果のある成分が含まれていて、
身体の免疫力や抵抗力を高めてくれるそうです。
また、ちりめんじゃこは、肉のように部分を食べるのでなく、
身体全部を食べる一物全体食。
色んな栄養を含み、また、皮ふや粘膜を守る働きもあり、
免疫力を高めてくれると言われています。
免疫力UP食材いろいろで、
栄養的に優れていることに加え、
簡単手軽に作れて、香ばしく美味しいのも
嬉しいです。
簡単に作れるので、休校で在宅しているお子さんがいらっしゃれば、
ご一緒にいかがでしょう。是非作ってみてください。
◆ ごま香る~大豆ねぎじゃこお焼き
【材料】約2人分
大豆 100g
(大豆だしを取った後の大豆、あるいは大豆水煮、納豆など)
青ねぎ 2~3本
ちりめんじゃこ 大さじ2
A【白ごま・黒ごま 各大さじ1
酒・みりん 各大さじ1
薄力粉・片栗粉 各大さじ1強】
ごま油大さじ1
B【ポン酢・白すりごま・ごまらあ油・おろし生姜 各適宜】
1.ボウルに大豆を入れ、フォークやマッシャーで粗くつぶす。
ねぎは薄めの小口切りにして加える。
2.さらに1に、ちりめんじゃこ、Aを加え、まんべんなく混ぜる。
3.フライパンにごま油を入れて熱し(中弱火)、2を直径5~6cmに 平たく丸くまとめるように入れて焼く。2~3分、こんがりと焼き色
がつくと返して焼き、両面カリっとするまで焼く。
4.Bを混ぜて好みの味付けにして、食べるときにつける。
【今回使用したのはコチラ】