- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2020.02.26
大豆だし+ごま製品で免疫力UPに期待!
二月逃げる…とよく言われますが、
あっという間に 二月も残りわずかとなりました。
今年から「天皇誕生日」が2月23日となり、
2月の祝祭日が増え、いっそう早く感じます。
恒例の一般参賀は、新型コロナウイルスの感染拡大のため
今年は取りやめとなりました。
患者数も増えていくコロナウィルス、気がかりです。
即位されて初めての「天皇誕生日」だけに、一般参賀の中止を
残念に思っている方も多いことと思います。
祝祭日といえば、今年から、
「体育の日」が「スポーツの日」と名称がかわります。
そして、今年に限り、東京オリンピックの開会式である
7月24日(金)が「スポーツの日」になるそう。
さらに今年は「海の日」も7月第3月曜から23日(木)に変更され、
23~26日まで四連休になります。
なにはともあれ、オリンピックはもちろん、
これから卒業式、入学式、入社式、就職活動、
お花見などのイベント等など、いろいろに影響するコロナウィルス、
一日もはやく収束してほしいものです。
私たちは、感染しないように、うがい手洗いを徹底し、睡眠を
しっかりとり、栄養のあるものを食して、
日頃から免疫力を高めるように心がけましょう。
免疫力を高める食材というと、緑黄色野菜、根菜、にんにくや
発酵食品等などいろいろありますが、
ごま、大豆にも、免疫力アップの効果があると言われています。
ごまには、免疫細胞の活性化を助ける成分があるそうです。
ごま製品をいろんな献立に使うことで免疫力を高めていきたいですね!
それから、大豆。
大豆には、腸内環境を改善し、体全体の免疫力を向上させる働きが
あるそう。
大豆と言うと、先日の節分で豆まき用に福豆(炒り大豆)を
多くのご家庭で用意されたことと思います。
豆まきの後の大豆、余っていませんか?
我が家では、袋半分ほどの大豆が残っていました。
きょうは、大豆で作る大豆だしをご紹介いたします。
大豆だしは、精進だし。
作り方は、炒った大豆をお湯(と昆布)に浸けておくだけ!
という簡単手軽なものです。
動物性のものを使わないので、
かつおだしのような旨みの強い味ではないのですが、
やさしい、じわっとくる素朴な味わいのだしです。
節分の豆を、そのまま使ってもいいのですが、
軽く炒ってから使うと、香ばしさがアップします。
普通の乾燥大豆からでもできますが、
その場合は、炒る時間を長くします。(20分くらい)
大豆だしは、ふつうのだしと同様に何にでも使えます。
きょうは、菜の花とお豆腐のすまし汁を作りました。
仕上げにごま油を加えて、栄養価と風味もアップ!
是非作ってみてください。
◆ 大豆だし
【材料】
節分の豆(または炒り大豆) 40~50g
水 500cc
昆布 約5cm角
【作り方】
1.鍋に水と昆布を入れてしばらくおき、弱火にかける。
2.大豆をフライパンに入れ、弱火で焦がさないよう揺すりながら
2~3分炒る。
3.1が沸騰すると、2に注ぎ入れて3時間程(~半日くらい)
置いておく。豆と昆布を取り除いて、だしとして使う。
※ 取り出した昆布は二番だしに使えます。
※ 取り出した豆は、香ばしい水煮のようなものです。
水煮と同様に、いろんな献立に使ってください。
◆ 菜の花と豆腐の大豆だしすまし汁
【材料】
大豆だし、A【酒、みりん、うす口醤油 各適宜】
豆腐、菜の花など青菜、 ごま油 少々
【作り方】
大豆だしに、Aで味付けして 具材を加える。
仕上げにごま油少々をたらす。
写真は、ちょっとくずした豆腐と菜の花。
豆腐や油揚げなど、大豆製品はよく合います。
青菜は、菜の花のほか、三つ葉、小松菜、水菜など。
※ シンプルな食材とシンプルな味付けが、
素朴な大豆だしとよく合います。
仕上げにのごま油で、風味も栄養価もアップ!
【今回使用したのはコチラ】