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今日(京)のおばんざいなぁに
2015.05.30

夏場のお弁当対策

今週に入って、急に蒸し暑くなってきました。
これから梅雨を経て夏へと、お弁当の衛生面が
一番気になる季節です。

子どものお弁当作りが5年目を迎えた我が家、
毎年、蒸し暑い季節には、
お弁当がいたまないよう、気を配っています。

朝、作って蓋をしめてから、
お昼休みに蓋を開けるまで、約5時間。
密閉されたお弁当箱の中が
細菌の温床にならないよう、
食中毒を防ぐ工夫をご紹介いたします。

まず、調理前には…。
・しっかり手を洗う。(作業ごとにこまめに)
・包丁、まな板も、予め、洗剤でよく洗っておく。
・お弁当箱も、しっかり洗って乾燥させておく。
 (すみは丁寧に。パッキンなど付いているものは
  毎回はずしてよく洗う)

調理時には…。
・ご飯は、梅干を入れて炊飯する。(あるいは、炊き上がってから
 ご飯全体に混ぜる) (ご飯の上にのせるのもいいですが、
 殺菌効果があるのは、梅干の周り半径1cmくらいだそうです)
・おかずは、しっかり火を通す。
 とくに卵焼きは半熟にならないように しっかり加熱。
・作り置きのおかずも、朝に再度加熱する。
・野菜は、生のままではなく、加熱して入れる。
・味は、やや濃い目に。水分、汁気はできるだけ入れないように。
 (煮物は、茶こしの上に置くと、汁気がきれ、はやく冷めます)

詰める時には…。
・詰める前に、お弁当箱を、お酢(キッチンペーパー等の含ませて)で
 さっと拭くと、殺菌効果あり。
・うちわ等であおいで、よく冷ましてから詰める。

よく寝坊する私は、時間ギリギリになり、完全に冷めていないけれど、
子供を遅刻させないため、大慌てで蓋をして…
ということがあります。
そんな時には、保冷剤を一緒に包んでいます。

それから、お弁当にはプチトマトの赤をいつも入れている
けれど、夏は避けた方がいいのかしら…
という声を聞くことがあります。どうしても、という時は、
水分をしっかり拭き取り、ヘタを必ずとってください。
ただ、生あたたかいプチトマトがお弁当に入っているのは、
私は苦手です。おかずにもなりませんし…。

彩りに赤がほしいときは、にんじんのきんぴらがお勧めです。
お弁当に明るい彩りを添える、ご飯が進むお惣菜です。
ごまの香りと風味が、人参特有のにおいを緩和するので
にんじんが苦手な人にも好評です。

040 - コピー

お弁当だけでなく、食卓の一品としても、重宝します。
ぜひお試し下さい。
これからの季節、お弁当に入れるときは、ほかのおかずとともに、
よく冷ましてから、蓋をしてくださいね。

◆にんじんのごま味噌きんぴら
【材料】
   にんじん 1本、 ごま油 大さじ1、鷹の爪 小1本
   西京味噌 大さじ1、白練りごま 大さじ1/2,
  酒 大さじ1、 塩・うす口醤油 各少々、
   白すりごま 大さじ2

【作り方】
1.にんじんは、マッチ棒くらいの大きさに切る。
2.鍋に、ごま油と種をとった鷹の爪、にんじんを入れて炒める。
3.しんなりすると、塩をふって全体になじませ、酒でといた味噌と
  白ねりごまを加えて、全体にからませる。
4.うす口醤油を加えて味をととのえ、すりごまを混ぜて、
  火をとめ、器に盛る。

※ ここでは、西京味噌(白味噌)を使いましたが、赤味噌でも
  普段お使いのお味噌でもOKです。
  甘味が少ない赤味噌では、お酒の代わりにみりんを使ったり、
 お味噌の味で、調味料を加減してください。
※すりごまは黒でも

【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油


ねり白150
練りごま(白)

  

        

すり白
すりごま(白)

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