- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2015.10.31
なめらかセサミ・スイートパンプキン
はやいもので、10月もきょうで終わりです。
きょう10月31日は、
日本では、ガス記念日だそうです。
明治5年に、日本初のガス灯が 横浜の馬車道で点灯されたのを
記念して、制定されたとか…
全く知りませんでした。。。
10月31日といえば、日本ではハロウィンで盛り上がる昨今。
ここ数年、国内でどんどんその市場を広げているようです。
そもそも、ハロウィンは、
秋の収穫を祝う日。
そして、1年の終わりで
死者の霊がやって来る日と言われています。
仮装する起源は、
霊と一緒に魔物や魔女もやってくるので、
人間だと気づかれないように魔物の格好をして
仲間だと見せかける…ことからきているようです。
そして、かぼちゃをくりぬいてランタンにした灯りは、
悪霊を遠ざける効果があるので、家の周りに置くそう。
尤も、わが家では、仮装とは縁がなく、
かぼちゃもランタンにせずに、食します。
かぼちゃは、栄養たっぷりの緑黄色野菜。
ハロウィンの前も、ハロウィンが過ぎても
どんどん食べたい、身体に嬉しい食材です!
ビタミンCなどのビタミン、カリウムなどのミネラルがたっぷり、
中でも、西洋かぼちゃは、β-カロチンがとても豊富。
免疫力を高め、アンチエイジング効果もあり、風邪や便秘予防にも効く
いいことづくめの食材です。
きょうは、かぼちゃを使って、ヘルシーなスイーツ、
スイートパンプキンを作ってみました。
口当たりがいいようにやわらかく仕上げたレシピです。
隠し味に白練りごまを入れましたが、
風味がよくなり、また、β-カロチンの吸収もよくなります。
ハロウィンの日と言わず、秋のおやつに是非作ってみてください。
◆ なめらかセサミ・スイートパンプキン
【材料】(4人分)
かぼちゃ 300g(約1/4個)、 はちみつ 30~40g
バター10g、白練りごま 20g、牛乳大さじ4~6
卵黄 1個分、
バニラエッセンス(または、ラム酒、シナモンなどお好みで)
みりん 少々、 ごま油 大さじ1、 黒炒りごま 大さじ1
【作り方】
1.かぼちゃは、30g分は皮つきのまま7ミリ角に切っておく。
残りは、大き目の乱切りにして、電子レンジで加熱して、
竹串がスーッと通るくらいやわらかくする。
2.あついうちに皮をとり、ボールに入れてフォークでつぶす。
バター、白練りごま、はちみつ、卵黄(少し残しておく)も加え混ぜ、
牛乳を少しずつ加えて混ぜる。お好みでバニラエッセンスも混ぜる。
3.うすくごま油をぬった耐熱のココット型に入れる。残りの卵黄を、
牛乳とみりん少々を混ぜて、上面にぬり、220度のオーブンで
ほんのり焼き色がつくまで10分程焼く。
4.焼いてる間に、1の角切りのかぼちゃをごま油で炒める。
弱火で炒め、やわらかくなると、はちみつ、みりん少々を
加えて、黒ごまもからめて火を止める。
5.焼き上がった3の上に4をのせる。
※かぼちゃによって、水分量がいろいろなので、牛乳の量も
加減してください。
※はちみつの量も、かぼちゃの甘味によって加減してください。
※2でかぼちゃをつぶすとき、口当たりをなめらかにしたいときは、
で裏ごししたり、フードプロセッサーにかけるといいです。
フォークで粗くつぶすと、やわらかな中にもちょっとかぼちゃの
食感が残り、素朴な雰囲気になります。
※ココット型を使いましたが、紙の焼き型やホイル型でも。
※ オーブントースターやグリルで焼いてもOKですが、
焦げやすいので途中からホイルをかぶせるなどご注意を。
※ 残ったかぼちゃの皮はきんぴら等に利用できます。
【今回使用したのはコチラ】
白練りごま