- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2017.01.15
雪見鍋~胡麻だれ添え
一月十五日、小正月です。
前日から降っていた雪が積もり、
朝から、京都市内は銀世界でした。
この冬最強の寒波の到来という天気予報の通り、
久し振りの積雪。
朝から吹雪いたり、時折のぞく太陽が雪を照らしたり…と
交替で空模様が変化。
そんな雪舞う中、京都では恒例の都道府県対抗女子駅伝が、
全国各地で、センター試験が行われていました。
センター試験では、交通機関の遅れを案じ、また
女子駅伝は、開催の有無や道路のコンディションを心配されていた方々も
多かったことと思います。
駅伝の方は、融雪剤や大規模の懸命の除雪作業で無事開催され、
結果、京都が3年ぶり16回目の優勝を飾りました。
前が見えなくなるような吹雪の中の激走に心打たれ、
最終区では、岡山の選手の追い上げに、手に汗握るゴールでした。
お天気の方は、まだ寒さが続く様子、
皆さま、くれぐれもしっかり寒さ対策をし、
外出の際には、足元にお気を付けください。
さて、
寒い時季の定番の献立といえば、お鍋。
きょうは、ふわふわした雪のような見た目から
「雪見鍋」と呼ばれるお鍋をご紹介いたします。
「雪見」は、白く降り積もる雪を眺めて楽しむこと。
雪に見立てるのは、大根おろしです。
たっぷりの大根おろしは、ビタミン豊富で、消化を助けてくれる
ジアスターゼたっぷりの食材。
胡麻の香りと風味のきいたたれで
いただきます。
お正月に疲れ気味の胃腸にうれしいお鍋、
是非お試しください。
◆ 餅入り雪見鍋~胡麻だれ添え
【材料】(約2人分)
昆布だし 2カップ、A【酒・みりん 各大さじ1、
うす口醤油・塩 各少々】
大根 約10cm、油揚げ 1/2枚、 白菜 4,5枚、
ねぎ1本、 しめじ・えのきだけ各1パック、 餅 2個、
胡麻だれ【白練りごま 20g、酒・醤油・みりん 各大さじ1弱、
白すりごま 大さじ2~3、 ごま油 少々】、 ぽん酢 適宜
【作り方】1.油揚げ、白菜、ねぎを食べやすく切り、
しめじ、えのきだけはほぐしておく。
2.大根はおろしておく。お餅は焼く。
3.鍋に昆布だし、A、大根おろしの汁を入れて煮立て、
1を入れる。
4.野菜が煮えると、お餅も入れて一煮し、大根おろしを
加えて弱火で煮たてる。
5.胡麻だれを混ぜて、お好みでぽん酢とともにいただく。
※ お餅と一緒にきのこも焼くと香ばしさが増します。
※ 具材は、ほかにお豆腐や豚肉、
ありあわせの野菜やきのこなどでどうぞ。
【今回使用したのはコチラ】
(白)ごま油