- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2022.12.02
黒ごまラテ~コク深く香り高く~
霜月から師走へ、
紅葉も終盤となり、季節の移ろいを感じます。
日が短くなり、朝晩は冷え込む昨今、
夜長に、温かな飲み物が恋しくなってきませんか。
最近、私が気に入っているホットドリンク、
黒ごまラテです!
黒のごまねりねり(黒練りごま)を混ぜこんだ
温かなミルクコーヒー。
ラテは、イタリア語で、牛乳のことです。
カフェのメニューには、
カフェラテ、抹茶ラテ、ティーラテ、ソイラテ、
あと、もっといろいろな語を盛り込んだ、
多彩なラテがありますが、
キホン、牛乳を加えたものです。
(もっとも ソイラテに至っては、ソイ≒豆乳、ラテ=牛乳なので、
牛乳入り豆乳?!?…というおかしなことになるのですが、
実際は、豆乳入りコーヒー…ですね)
牛乳アレルギーや、ヴィーガン(ベジタリアン)や、嗜好で、
牛乳を飲まない方は、代わりに豆乳を使われることが多いです。
近年、動物性の牛乳に対して、
植物性のものは、豆乳以外にも、アーモンドミルク、オーツミルク等
出てきて、選ぶバリエーションも増えてきています。
さておき、動物性、植物性、どのミルクを使っても、
黒ごまねりねりを加えると、香ばしい風味が加わって、
味わい深くなります。
今回、黒砂糖を加えて、コクのあるやさしい甘さを
加えました。お好みで甘みなしでもいいのですが、
ちょっと小腹がすいているときでも、
甘みのある「黒ごまラテ」1杯で満足感が感じられます。
ちなみに、甘い物を摂ると、
ストレスが減ったり、心地いい気分になったりと、
心にプラスになる効果があるそうです。
ところが、そこに乗じて(?)、脳は「もっと食べたい~!」と
食欲旺盛になる、と言われています。
これは、甘い物だけでなく、アルコールもそうで、
(お酒を飲むときは、食事の量が増えるように)
これは、脳から出る快楽物質の働きのため。
なので、つい食べ過ぎ飲み過ぎが起こるわけですが、
ごまには、それを抑制する働きがあります!
快楽物質を抑制するホルモンの原料のアミノ酸・トリプトファンが、
ごまには含まれているのです。
トリプトファンは、牛乳や、豆製品にも含まれているので、
黒ごまラテは、食欲をコントロールしやすい飲み物ですね!
練りごまは、特に黒の方は、何に使ったらいいかわからない、
使い切れず、賞味期限が過ぎてしまっていた…という声をときどき
聞きます。
山田製油のごまねりねりは、
ごまねりねり用のごまをブレンドして、石臼で2度びき、
香り高く、甘みとコクがあって、とてもクリーミー。
そして、ペースト状にすることで、消化・栄養の吸収が
よくなって、ごまの栄養を余すことなく身体に摂れます。
手軽に作れる、黒ごまラテ、
ごまねりねりのレパートリーに加えていただき、
是非、作ってみてください。
ミルクをフォーマーなどで泡立てると、
また違った口当たりも楽しめます。
黒ごまラテ
【材料】(2人分)
・黒ごまねりねり(練りごま) 大さじ1
・黒砂糖 大さじ1強(約15g)
・コーヒー(濃いめ) 約 100㏄
・牛乳(豆乳) 約200㏄
・黒炒りごま 大さじ1
【作り方】
①黒ごまねりねり、黒砂糖を混ぜて、熱いコーヒーを少しずつ加えてよく混ぜる。
②牛乳を温めて、①に加えてよく混ぜる。
③カップに注ぎ、黒炒りごまを上から散らす。
※コーヒー、牛乳(豆乳)、黒砂糖の量は、お好みで加減してください。
今回使用したのはコチラ