- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2023.05.11
サクッほろっ♪絞り出しクッキー
五月の第二日曜日は母の日、今年は5月14日です。
母の日は5月8日から14日まで 毎年日が変わります。
ゴールデンウィークが明け、うっかりしているうち過ぎてしまった…
と聞くこともありますが、今年の母の日は、一番遅い14日。
ギリギリにあたふたする方はお忘れなく。
そして今年は4年ぶりにコロナ禍のいろいろな制限が緩和された母の日です。
久しぶりに一緒に過ごす、という方も多いかもしれません。
日頃の… 長きにわたる… いろんな感謝の気持ちを、言葉や形で
伝えたいものですね。
プレゼントに、手作りのスイーツをプラスしてはいかがでしょう。
今回ご紹介するのは、絞り出しクッキーです。
プレーンなバニラ味にスイートチョコがけしたものと、
アールグレイがほんのり香る紅茶味にホワイトチョコがけしたもの。
クッキーに使う油脂は一般的にバター(マーガリン)が多いのですが、
こちらはエキストラバージンごま油とバターの両刀使い、いいとこどりをしています。
エキストラバージンごま油を使うことで、
クセのない風味とほろっとした食感、そして、バターの風味も漂います。
あと、粉類に片栗粉を少し配合しているのもポイント。
片栗粉は、唐揚げ等の衣に加えてカラッとした揚げ上がりにしますが、
クッキー生地に加えると、さくっと軽やかな食感に焼き上がるのです。
上からかけたコーティング・チョコレートですが、
普通の板チョコを溶かしたもの。
そこにエキストラバージンごま油を少々加えることで、
なめらかで扱いやすくなり、かけた表面にツヤが出て、
パリッとした感じに仕上がります。
絞り出して、チョコでコーティングすると見栄えがするのも嬉しい点。
絞り出しに失敗すると、また袋に戻して、絞り直しもききます。
絞り出しは、最初は少し緊張するかもしれませんが、
少し慣れると、いろんな形に絞れて楽しいです。
(うまく絞れなくても、焼くとそれなりの形になることも多いです。)
型抜きクッキーのように出来上がった生地を冷蔵庫で休ませることなく、
すぐに焼きに入れるので、思い立ってから出来上がりまでの
時間が短いのも嬉しいところです。
クッキーがテーブルにあると、会話も広がりそう。
母の日のプレゼントに是非作ってみてください。
絞り出しクッキー
【材料】(20~24個)
・バター 30g
・エキストラバージンごま油 30g(大さじ2弱)
・粉砂糖 40g
・卵 小1個
・片栗粉 20g(大さじ2)
・薄力粉 90g
・紅茶ティーパック(アールグレイ) 1パック
・バニラオイル 少々(なくてもOK)
・チョコレート(ホワイト・スイート) 各30gくらい
・エキストラバージンごま油 少々
【作り方】
①室温にもどしたバターをボウルに入れて、泡立て器で滑らかになるまで混ぜる。
②エキストラバージンごま油を加えてさらに混ぜ、粉砂糖を加えて均一になるまで混ぜる。
(これくらいのやわらかさ、マヨネーズ状)
③卵を溶きほぐして2回に分けて入れよく混ぜる。
④片栗粉をふるい入れて(ザルでもOK)まんべんなく混ぜ、薄力粉をふるい入れて、ゴムベラでさっくりと上下をかえすように粉気がなくなるまで混ぜる。
⑤半量に紅茶を袋から出して加え混ぜ、残りの半量にはバニラオイルを加え混ぜる。(ない場合はなくてOK)
⑥星口金を入れた絞り袋に入れて、オーブンペーパーをしいた天板の上に絞り出し、170℃のオーブンで15分ほど焼き、取り出して冷ます。
⑦チョコレートをそれぞれ湯せんで溶かし、エキストラバージンごま油を2~3滴ずつ加え混ぜ、⑤にスプーンで部分的にかける。(チョコレートに水気が入らないよう注意してください)
※今回は紅茶葉を混ぜ込みましたが、インスタントコーヒー等、お好みでアレンジしてください。
※今回は、丸く絞りましたが、お好みの形に絞り出してください。慣れない方は、絞るときに小さく円を描いて真ん中でとめるような感覚で。焼くと広がるので、仕上げたい大きさよりも小さめに。あと、手の暖かさでクッキー生地がやわらかくなり過ぎるたら、少しだけ冷やしたり、絞りやすいかたさに調節してください。
今回使用したのはコチラ