九月も中旬となりましたが、
昼間はむしむしと暑く、まだまだ残暑がつづきます。

夏の終わりには、体調を崩しがち。
連日の蒸し暑さで疲れがたまり、食欲不振になったり、また
冷房の効いた部屋で過ごす日々もずいぶん長くつづいているので、
自律神経が乱れ、倦怠感や頭痛など体調不良が起こりやすくなります

冷たい飲み物（食べ物）を控えたり、
冷房温度を冷えすぎないよう調節したり、
適度な運動をしたり…
夏バテしないよう日常生活を見直すことが大切です。

夏バテの疲労回復に効果的なのは、
食事では、ビタミンB1を摂ることです。
ビタミンB1は、糖質の代謝を助けてエネルギーに変える、という
重要な役割があり、皮膚や粘膜の健康維持にも欠かせません。
そして、疲労物質を分解する働きがあり、また
熱中症対策としても、有効だそうです。

この時節、ビタミンB1を積極的に摂りたいものですね。
ビタミンB1の豊富な食材といえば、豚肉です！
豚肉は食品のでもトップクラスのビタミンB1の含有量。

きょうは、豚肉を使った、
ごはんが進む一品を紹介いたします。

豚肉をなすの周りに巻き付けて
炒め焼きにして、調味料をからめた一品。
調味料には、酢も入っているのですが、
お酢のクエン酸は、豚肉のビタミンB1と合わせることで、
疲労回復効果がさらにアップするよう！

みりん醤油をからめた照り焼き風の味に、
柚子胡椒を加えたのが、風味のアクセント。
ごま油香る食欲そそる一品、是非作ってみてください。

なすの豚巻き照り焼き～柚子胡椒風味

 

【材料】
なす　小2本
豚薄切り肉　８枚（150gくらい。肩ロース、バラ肉など）
塩・こしょう・片栗粉　各少々
ごま油　約大さじ1
A【酒・みりん・水 各大さじ2，醤油大さじ1弱、柚子胡椒 小さじ1/2～1】
青味（スプラウト 、ねぎ、青じそなど）
すだちなどお好みで

 

【作り方】
①茄子は縦4つ切りにして、塩水に浸けておく。（20分くらい）

②豚肉は軽く塩こしょうをふりかけ、薄く片栗粉をまぶし、軽くにぎって水分をとった１のなすを斜めに巻いていき、周りにも薄く片栗粉をまぶす。

③フライパンにごま油を熱して、②を焼く。（巻き終わりを下にして入れる。焼き目が付いたら火を弱めて転がしながら、全体にかるく焼き色を付ける。

④フライパンのあぶらをキッチンペーパーでざっざッとふき取り、Aを混ぜて全体に回し入れる。蓋をして動かしながら蒸し煮にする。（3分くらい）蓋をとって全体にからめ、器に盛り、上に青味を散らし、半切りのすだちを添える。

※ なすは、細めのものを選ぶと火が通りやすいです。

 

 

 

【今回使用したのはコチラ】