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今日(京)のおばんざいなぁに
2019.11.29

牛肉と根菜の混ぜご飯

牛肉と根菜の混ぜご飯です。
秋から冬にかけて、炊き込みご飯や混ぜご飯が
食べたくなりませんか。

実りの秋だから、そして、
新米でお米が美味しいから…でしょうか。

さておき、
炊き込みご飯と混ぜご飯、
出来上がって、お茶碗によそってあると、
見た目では区別がつきません。

その違いは…というと文字通りで、
具を米と一緒に炊き込んであるのが 炊き込みご飯で、
白いご飯に味付けをした具を混ぜるのが 混ぜご飯です。

炊き込みご飯の方が一般的かと思いますが、
それぞれの特徴は…

まず、炊き込みご飯ですが、
野菜など具材と調味料を米と一緒に炊きこむので、
味も風味もご飯にしっかりしみこみます。
炊飯器の中で(あるいは土鍋の中で)
香りも逃げず、美味しさが封じ込まれています。

一方、混ぜご飯のいいところは、
具材を別に作っておくので、好みの量を混ぜられること、
そして、同時に白いご飯も食べられます。(嗜好に応じて)

また、失敗が少ないのも混ぜご飯。
炊き込みご飯は具や調味料を一緒に炊くので、
水の量をうまく加減しないと、
ご飯がかたかったり、
あるいは やわらかったりすることがありますし、
また、調味料と具の塩分によっては、塩気がつよかったり
薄味すぎたり…味が決まらないこともあります。

料理初心者の方には、混ぜご飯の方が作りやすいでしょう。

さて、今日ご紹介するのは、牛肉と根菜を味付けして
混ぜ込んだ、味わい深い混ぜご飯です。

旬を迎えたごぼうとれんこんは
香りや風味がいいです。

歯ごたえもよく、牛肉と甘辛味に仕上げたご飯は、
ついつい食べ過ぎる美味しさです。

ここでは、ごぼうとれんこんを使いましたが、
にんじんや里芋を入れても美味しいです。

仕上げには、散らした三つ葉の爽やかさと
ごまの香ばしさも美味しさのポイント、
是非作ってみてください。

牛肉と根菜の混ぜご飯
【材料】(約4人分)
牛薄切り肉 150g
ごぼう 1/2本
れんこん 1/2コ
酢 少々
A【砂糖・みりん 各大さじ1、酒・醤油 各大さじ2】
ごま油 大さじ1
ご飯(炊きたて)お茶碗4杯分
みつば 3~4本
白炒りごま 適宜

【作り方】
1.牛肉は一口大に切る。生姜は千切りにする。
2.ごぼうは洗って包丁の背やたわしで皮をこそげるように薄く取り、
 ささがきにして、酢水にさっとさらしてアクを抜く。(3~4分)
3.れんこんは洗って皮をむいて薄い半月切りにして、さっと酢水に
 さらす。
4.1と2をさっと水洗いして、ザルに上げる。
5.フライパンごま油を熱し、1を入れて炒める。だいたい色が変わ
 ると、4を加えて炒め合わす。
6.れんこんとごぼうに大体火がとおると、Aを入れ、煮立つと混ぜ
 ながら、汁気がなくなるまで煮る。
7.ご飯に、6を加えて混ぜ合わせ、お茶碗によそい、白いりごま、
  ちぎった三つ葉を散らす。

【今回使用したのはコチラ】

白ごま油275
(白)ごま油

 

すり白
すりごま(白)

 

 

 

いり白
炒りごま(白)

 

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