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今日(京)のおばんざいなぁに
2023.06.22

みょうがのごま田楽

今年の夏至は、6月21日。
北半球では一年で最も昼が長い日です。

京都では、日の出が4時43分頃、日の入りが19時15分頃。
太陽の出ている時間が 14時間32分です。
(ちなみに、冬至と比べると、昼が5時間近く長い)

北欧で白夜があることからわかるように、
北に行くほど太陽の出ている時間が長くなり、
今年の夏至の 北海道の日の出は3時55分。
沖縄では5時38分。1時間半ほど北海道のお昼が長いのです。
日本が南北に長い国であることを改めて実感します。

通年日照時間が短い北欧では、昼の時間が長い夏至はとくに大切な日、
夏至祭を楽しんだり、一年の中で大切な節目の日のようです。

日本では、
冬至にはかぼちゃを食したり柚子湯に入ったりする習慣がありますが、
夏至にはこれ!と決まったものはないようです。

この時期は、田植えなど農作業の繁忙期で、
決め事をするには忙し過ぎたのかもしれません。

聞くところによると、地域によっては、
・新小麦粉で作ったお餅や団子をお供えしていただく。

・たこを食する(稲の根がたこの足のようにしっかり根付くように)。
・いちじくの田楽を食する。

というような食習慣の所もあるようです。
いちじくの田楽、というのが気になったのですが、
「田楽」は、豊作祈願の踊りの「田楽」に由来しているそう。
栄養ある無花果と合わせたて豊作祈願、健康祈願をしたのでしょう。

きょうは、普段薬味として使われている
(薬味以外にはあまり使われていない)
野菜を田楽にしていただきます。

これからが旬、みょうがの田楽です。
みょうがは、素麺や冷ややっこの薬味に添えたり、
独特の香りとさわやかな歯ざわりの夏には欠かせない名脇役です。

田楽味噌は、白練りごまをたっぷり加えたコクのある味。
みょうが特有の風味とよく合います。

みょうがには、食欲増進、発汗や消化を助ける等、
これから暑くなると身体に嬉しい働きがあります。
夏バテ予防にもなるので、旬の時季、積極的に食べたいです。

そうそう、みょうがを食べると物忘れがひどくなるという話が
ありますが、これは何の根拠もない俗説で、むしろ逆。
みょうがの辛み成分は、記憶や集中力をつかさどる脳の部分に
刺激を与え、
活発に働かせる可能性があるそう!

ちなみに三重県では夏至にみょうがを食べるという風習があるとか。
薬味にちょっと使って、残りが冷蔵庫に余っている、というとき
是非作ってみてください。

 

みょうがのごま田楽

 

【材料】
・みょうが 4個
・A
【白みそ 大さじ2(約40g)
 酒・みりん・ごまねりねり(白) 各大さじ1
 酢・塩 各少々】
・炒りごま(黒・白) 各少々

【作り方】
①みょうがは洗って縦半分に切る。

②Aの材料を混ぜて味をととのえ、電子レンジで約1分加熱する(途中で2回ほど取り出して混ぜる)。

③みょうがの切り口の上に②をぬって、グリルかオーブントースターで、焼き色が付くまで焼く。

④上から炒りごまを散らす。

 

今回使用したのはコチラ

 

●ごまねりねり(白)

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