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今日(京)のおばんざいなぁに
2024.12.19

ごま風味~大根の皮の酢醤油漬け

師走に入って、旬の大根をやわらかく仕上げた献立を紹介しましたが、
ひきつづき、大根の話題。
煮込んだ大根を口当たりよく美味しくいただくために
厚くむいて取り除いた「大根の皮」の栄養の話です。

大根の皮近くには縦に繊維が通っていて、火を通しても筋っぽいです。
筋の部分は、加熱してもやわらかくならないだけでなく、
少し辛みや大根独特の渋みのような風味が残ります。
だしや調味料の味も入りにくいです。

美味しくじゅわっとしたやわらかさに仕上げるため、
皮は厚さ4ミリくらいむくのがお薦めです。

こんなにぶ厚くむいてはもったいない?!
いえいえ、むいた皮で一品作るので大丈夫です。

皮の部分は中心部よりも栄養豊富。
筋っぽいだけあって(?)、食物繊維がたっぷり!
食物繊維は、腸内環境をととのえ、便通を改善、
血糖値の上昇を緩やかにする効果も期待できます。

また、大根はビタミンCやカリウムが豊富ですが、
中心よりも皮に多く含まれています。

ビタミンCは免疫機能アップや風邪予防など、これからの
寒い季節に嬉しい働きがあります。
カリウムは高血圧やむくみを予防してくれます。

今回ご紹介する大根の皮を使った献立は、
酢醤油漬け。

かための皮のパリッとした食感を楽しめ、ごま油の風味が効いた
ご飯が進む味です。
加熱せずに生で食べることで、熱に弱い栄養素
(ビタミンC、カリウム、消化酵素)が無駄なく摂れ、
大根の栄養をまるごと、いただけます。

大根の消化酵素、ジアスターゼは、
消化を助けてくれ、胃腸のもたれやむかつきを和らげてくれるので、
食べ過ぎ、飲み過ぎになりがちな、これから年末年始にかけて
重宝する一品です。


なにより、簡単にできるのがうれしい一品。

この前のふろふき大根や大根ステーキのほか、
これから出番の多そうな、おでんやブリ大根などの煮物で、
厚くむいた皮が出たとき、是非作ってみてください。

 

ごま風味~大根の皮の酢醤油漬け

【材料】
・大根の皮 約200g
・A
【濃口しょうゆ・酢 大さじ 1と1/2、砂糖 大さじ1、ご
ま油 大さじ1/2、鷹の爪 少々】
・黒炒りごま 少々

【作り方】
①大根の皮はよく洗って、水分をしっかりとって細切りにする。

②ポリ袋にAを入れて混ぜ、①を入れて上からかるくもみ、袋の口をゴム等でしっかりとめ、20分ほどおく。


③汁気を切って器に盛り、ごまを散らす。

※砂糖の量は、お好みで調節してください。
※空気に触れないようにして、冷蔵庫で4〜5日保存OK。

 

今回使ったのはこちら

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