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今日(京)のおばんざいなぁに
2023.05.01

春キャベツのステーキ

最近、暑くなったかと思えば、肌寒くなったり、
寒暖差が大きい日がつづきます。

朝晩と日中との気温変化も大きく、
一日の中で最高気温と最低気温の差が10℃以上に
なることも!
そんな時は、体温を調整しようと自律神経が過剰に働き、
その結果、疲れやだるさ、眠気、頭痛が引き起こされるそう。

こういう症状は春に出やすいため、春バテと言うそうです。
そういえば、ここ数日、頭痛に悩まされていたのですが、
春バテだったのかもしれません。

春バテ予防のために、自律神経を整えておきたいもの。
十分な睡眠、そして、しっかり食事をとることが大切です。

自律神経を整えるのに効果的な食材は、
ビタミン、ミネラルを多く含む野菜です。
中でも、今が旬の春キャベツは、おすすめ。

栄養豊富な春キャベツは、免疫機能を維持したり、
胃腸の働きをととのえたり、老廃物を排出したり、
春バテ解消の働きをしてくれる春野菜です。
暖かくなるとともに、盛んに出回ってきました。

春キャベツと普通のキャベツ(冬キャベツ)
どう違うのでしょうか。

まず、外観が違います。
一般的な(冬)キャベツは、葉がかたく巻いてギュッとしまって
扁平な球形、そして中の葉は白っぽい色です。
手に持って重みのあるものがいい、とされています。

春キャベツは、逆に、巻きがゆるくて、ふわっとした感じ。
形は丸い球形で中は黄緑色。
こちらは、 大きさの割に軽いものがいい、と言われています。

食べてみると、(冬)キャベツは、肉厚のしっかりした食感、
熱しても煮崩れしにくいので、ロールキャベツなど煮込み料理に
適しています。

春キャベツの方は、葉がやわらかく、水分が多くてみずみずしいので、
サラダなど生食でも美味しいし、
さっと火を通しても甘みやうまみが引き出されて美味しいです。

栄養的には、ほぼ変わりないのですが、
ビタミンC、カロテンの含有に関しては
春キャベツの方に軍配が上がります。

さて、
きょうは、春キャベツの持ち味を生かした豪快な一品に
仕上げてみました。

大きく切って焼いてステーキ風、味付けはあえて塩だけ。
キャベツそのものの美味しさが味わえ
ます。

エキストラバージンごま油で香ばしく焼いた春キャベツ、
甘みもうまみも増して、食べ応えがあります。
まずはそのまま春キャベツの美味しさを味わったあと、
ごまの甘酢だれをかけたり、味変でもお楽しみください。

春キャベツのステーキ

 

【材料】(2人分)
・春キャベツ 1/2個(約500g)
・薄力粉 少々
・エキストラバージンごま油 大さじ2
・塩 少々
・甘酢ごまだれ(甘酢、白すりごま) 各適宜

【作り方】
①春キャベツは縦半分に切る。

②フライパンにエキストラバージンごま油を半量入れ中火で熱し、断面にうすく薄力粉をまぶしつけたキャベツを入れて、塩をふりかけて焼き目がつくまで焼く。

③返して、残りの油を足しながら焼き、こんがり焼き色がつくと、外側の葉の面もさっと焼く。

④器にのせ、甘酢と白すりごまを混ぜた甘酢ごまだれを添える。

今回使用したのはコチラ

 

●エキストラバージンごま油

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