- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2023.07.29
夏野菜のカレーおから
体温超えの気温に、突き刺さるような強い日差し、
息苦しいほど高い湿度…危険な炎暑の毎日です。
今年は梅雨の期間から真夏日(最高気温が30℃以上の日)が多く、
厳しい暑さが続いていましたが、先週梅雨明けしてからは更に暑く、
連日の猛暑日(最高気温が35℃以上)に辟易。。。
今夏は、平年を上回る猛暑がつづくとの予報で、
お盆のころまでは、最高気温が40℃にせまるような日も頻発し、
また、かなり厳しい残暑は10月頃までつづく、と長期戦になる模様。
毎年のことですが、熱中症にならないよう日頃から注意し、
体調を整えていかなければなりません。
熱中症の予防・対策は…
●のどが渇く前にこまめに水分補給する!
(特に入浴前後と朝起きぬけ。汗を大量にかいたときには
塩分補給も忘れずに!)
●エアコンを使って室温を適度に保つ!
(電気代がもったいないと思わずに! エアコンは、冷やし初めの
消費電力が多いそうなので、こまめにon-offするより、つけっぱなし
の方が効率がいいことも多いようです)
●なるべく暑さを避ける行動をする!
(外出は日中をはずして、午前中早めの時間帯あるいは、夕方以降に。
日中に出かけるときは、涼しい服装で、帽子や日傘を使う。
「熱中症警戒アラート」が出ているときには、要注意!)
身につける衣服の工夫でも熱中症のリスクが下げられます。
服装の色、素材、サイズを点検しましょう。
色は、黒のような濃い色よりも、明るい淡い色がお勧めです。
炎天下で黒と白のシャツをそれぞれ数分放置したら、
黒の方が15℃程表面温度が高くなったという実験結果もあるそうです。
素材は、天然素材の綿よりもポリエステルの方がいいそう。
ポリエステルは、汗が乾きやすくて、熱を逃がしてくれるので、
熱中症予防には効果的。また紫外線をカットする効果もあるのだとか。
ただ、通気性が低くて蒸れやすいので、
それが気になる方は綿との混紡を選んでみるのもいいかもしれません。
あと、サイズは、ゆったりがお勧め。
身体にピッタリの衣服より、薄手でゆとりのあるサイズのものを着ると、
衣服内に空気の流れができることで、熱を放散するようです。
着るものにもちょっと気を配り、熱中症とは無縁でいたいものです。
そして、食事!
夏の身体にはビタミンミネラル豊富な夏野菜が効果的、
あとは、たんぱく質を意識的に摂って体力をつけ、
この暑さを乗り切りましょう!
今日ご紹介するのは、夏野菜入りのおからです。
おからの煮物といえば、醤油ベースの和の味付の地味なイメージが
あるかもしれませんが、
こちらは、赤ピーマン、枝豆、オクラにコーン、
カラフルな夏野菜入りで、スパイシーなカレー風味。
見た目にも食指を刺激します。
おからは、平たく言えば大豆の搾りかすですが、たんぱく質豊富で、
ミネラルや食物繊維に加え、大豆イソフラボン、サポニン、レシチン等
大豆特有の成分も含まれ、とても栄養豊富。
しかも値段も安くて、家計にやさしい食材です。
具には、ビタミン豊富な夏野菜を加え、
さばの水煮(缶)を汁ごと加えたので、動物性たんぱく質と
青魚のDHA、EPAも入って身体にいい栄養がたっぷりです。
また、さばの旨みで味に深みがでるので、
だしなしで美味しく仕上がるのも嬉しいです。
カレー風味で、ちょっとエスニックなお味が食欲をそそる一品。
是非作ってみてください。
夏野菜のカレーおから
・生姜 1かけ
・にんじん 1/2本
・きくらげ(乾燥) 5~10g
・さばの水煮 1缶(190g)
・ごま油 大さじ2~3
・コーン・枝豆 各適宜
・塩・こしょう 各少々
・カレー粉 大さじ1と1/2
A【みりん・酒 各大さじ2、醤油 大さじ1】
・水 約1カップ強
【作り方】
①きくらげはぬるま湯に浸けて戻し、細切りにする。生姜は短めの千切りに、にんじんと油揚げは短冊切りに、赤ピーマンは細切りに、オクラは輪切りにしておく。
②鍋にごま油と生姜を入れて熱し、きくらげと人参を炒め、全体に油がまわるとおからを加えて炒め、赤ピーマン、油揚げも加えて、塩・こしょう、カレー粉を全体に振り入れ、炒める。
③さばを汁ごと加え混ぜ、Aと水を加えて煮る。水分が減ってきたら、コーンとオクラを混ぜ、味をみて好みの味付けに調整する。
④器に盛り、枝豆を散らす。
※カレー粉のかわりに、カルダモン、ターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラなどの香辛料をお好みで加えてもOK!
今回使用したのはコチラ