前回は、皮の部分を取り除いたかぼちゃを使った
コロッケ…揚げないコロッケ をご紹介しました。

なめらかな食感に仕上げたい時、
見た目を均一な黄金色に仕上げたい時、コロッケ以外でも、
パンプキンプリンやチーズケーキのような
スイーツなど、
皮を使わないレシピは少なくありません。

余ったかぼちゃの皮、決して捨てないでください。
かぼちゃがビタミン・ミネラル・食物繊維たっぷりの
緑黄色野菜であることは、前回書きましたが、
果肉部分より、皮部分の方が豊富な栄養成分もあります!

ビタミンA、ビタミンC、食物繊維は、いずれも皮の方が2倍近く
多いのです!…と聞くと、皮も積極的に食べたくなりますね。
ただ、かぼちゃの皮はかたい、口に残る…という意見もあります…

きょうは、かぼちゃの皮を、そのかたさも生かして
美味しくいただきます!

こちら、ハッシュドパンプキン。
ハッシュドポテトのかぼちゃ版のような一品です。
外側はカリッと香ばしく、中はほくほくっとした食感。
かぼちゃの甘みとチーズの塩気と旨みが相まって美味!

かぼちゃの皮は厚めに切って作っています。
かたい皮が、ほどよい歯ごたえとなり、むしろ美味しいのです。

かぼちゃの皮は、濃い緑色ですが、
ところどころ、白っぽくブツブツしている箇所や、
色が黄色っぽい箇所など、外観がよくないこともあります。

皮ごと煮物などにするときは、ちょっと避けたい部分ですが、
これは、生育中に皮が擦れてできた傷を、かぼちゃ自身が修復したあとで、
食べてもなんら問題ありません。

(変色が、カビや腐敗の場合は、廃棄してください。切ってみて、
中に異常がなければ、OK)

見かけがよくないから捨ててしまいがちなこんな部分も
混ぜて焼けばわからなくなるので、大丈夫です。

ごまの香ばしさと、チーズの風味をまとった
かぼちゃが、こんがりとても美味しいです。

栄養たっぷりの一品、是非作ってみてください。

 

香ばしごまのハッシュドパンプキン