- 今日(京)のおばんざいなぁに
- 2013.02.13
バレンタイン・イブ
2月13日。
バレンタイン・デーの前日です。
今夜、キッチンが大変なことに…というお宅も
多いのではないでしょうか。
我が家は、中学生の娘が女友達と
「手作り」チョコ系スイーツを交換するとやらで、
夕食後、チョコレート量産体制に入る予定です。
なぜに、手作りなんでしょうね…?
何人に贈るのかと娘に聞くと
誰からもらうか わからないから、
とにかく多目に持っていかねば~とのこと。
… …
バレンタインデーの歴史をひもとくと、
その起源は、ローマ皇帝に迫害されてバレンティヌスという司祭が殉教した日
だそうです。
ローマ帝国では、士気が下がるからと兵士の結婚が認められていなかったのに、
聖バレンティヌスは、兵士を結婚させてしまったために処刑されたのだとか。
残虐な話は、1700年以上の歴史を経て、
女性が男性に愛を告白する日、
職場にて義理でチョコをばらまく日、
高価なお返しを期待して気持ちのこもらないチョコを渡す日、
少しずつ形を変えていき、
今は、友達同士でチョコを交換したり、
仲間うちで、美味しいチョコを楽しんだり…する日に
そして
震災以降は、家族の絆を意識した「ファミ・チョコ」
が増えているとも聞きます。
父親に贈ったり、ファミリーで楽しんだりするチョコレートです。
いずれにしろ、日本では、
「チョコレート」に大きく注目が集まる日。
義理とか、形だけのチョコレートは、贈るのも贈られるのも
首をかしげたくなるのですが、
手作りでも市販のものでも、チョコから会話がはずんだり
感謝の気持ちが伝えられたり、、
コミュニケーションが深まるのなら、
製菓メーカーの販売戦略にはまってしまうのも
いいかなぁ~と思ったりしています。
さて、
手作りしたいけれど、迷っている方、
こんな変わりブラウニーはいかがでしょう?
ワン・ボウルで混ぜていくだけで手軽に作れます。
ホワイトチョコと、ごまねりねりのやさしい味わいに
上にのせた、チョコレートの風味とコーヒーの苦みがアクセントです。
◆ セサミ・ブラウニー ~ホワイトチョコ仕立て~
【材料】(15cm角型)
・ホワイトチョコレート 70g
・バター 10g
・ごまねりねり(白) 60g
・砂糖 30g
・牛乳 30g(大さじ2)
・卵 1個
・アーモンドパウダー 10g
・ごますりずり(白) 5g
・A【薄力粉 50g、 ベーキングパウダー 小さじ1/3】
・チョコチップ 25g
・インスタントコーヒー 小さじ1
・ブランデー 大さじ1(またはシナモン少々)
【作り方】
① A(薄力粉とベーキングパウダー)を合わせてふるっておく。チョコとバターは小切りにしておく。卵はといておく。
② ボールにチョコレートとバターを入れ、湯せんで溶かす。
③ 泡立て器でかるく混ぜ合わせ、ごまねりねりも加え混ぜる。
※ 泡立て器は、空気を入れないように、ゆっくり円を描くように。
④ 砂糖、牛乳、ブランデーと順に加え混ぜ、卵も加え混ぜる。
⑤ アーモンドパウダーとすりごまを加え混ぜ、 ①の粉類を練らないようによく混ぜる。
⑥ オーブンペーパーをしいた型に流し、上に、チョコチップ、コーヒーを散らして、160度にあたためたオーブンで約20分焼く。
⑦ 冷めると切り分ける。
【ポイント】
※ 型は、同じような大きさのお菓子の缶、また牛乳パックでも焼けます。
※ アーモンドパウダーは全量、すりごまに変えてもOK。
※ ごまを強調したいときは、上にもごまを散らしてください。(今回は、実はごまねりねり入り、とサプライズ感を出すため上にはのせませんでした)
※ トッピングはお好みですが、ホワイトチョコ特有の甘みを抑えるためアクセントにコーヒーを散らしてみました。 コーヒーはフリーズドライを使うと粒々が残ります。
※ ブランデーは風味づけ。焼くので、アルコールに弱い方やお子さんも大丈夫です。お好みで、ラム酒などのリキュール、あるいは、シナモンはホワイトチョコとよく合います。何も入れなくてもOK。
【今回使用したのはコチラ】
・ごまねりねり(白)
・ごますりずり(すりごま)